人気急上昇中の2人組アイドル「生ハムと焼うどん」のワンマンライブが10月21日、TOKYO DOME CITY HALLにて行われた。同ライブ終了後、会場で行われたオープニング演出が物議を醸しているという。
「『生ハムと焼うどん』は昨今、ダウンタウンや中居正広などの番組にも出演し、今、最も勢いがあると言われる2人組アイドルです。しかし度々、過激なパフォーマンスが話題となり、今回、3000人規模のワンマンライブでも『反原発』『左翼』『朝鮮人』という単語を交えて怒鳴る女性のネット音源をオープニングで流し、大きな注目を集めました」(芸能記者)
ライブ終了後、一部ファンの間ではこの演出について「生ハムと焼うどんのセンスに脱帽」と称賛する感想が飛び交った。しかし会場でライブを鑑賞していたある女性作家は、ブログにて名前こそ出さなかったものの、「(冒頭のSEが原因で)少しも楽しめないまま終了してしまった」等の不快な気持ちと詳細を綴り、ファン以外にも内容が拡散。
その結果、一部ネットユーザーから「不謹慎だ」と批判が殺到したという。
「メンバーの2人はまだ10代ですし、『生ハムと焼うどん』は芸能事務所にも所属していないセルフプロデュースユニットです。おそらく今回の演出に関しては、尖った表現を試みただけで、彼女たちに差別的な思想や悪気はなかったと思われます。しかし最近は沖縄機動隊員による不適切発言などで世間がナーバスになっているため、ここまで炎上してしまったのでしょう」(アイドルライター)
また、寸劇を交えながらライブを展開していくことで知られる彼女たちだが、この日はさらにアイドルグループ「でんぱ組.inc」のルックスに対しても「ブス」という言葉を連呼したことで、同グループのファンからも怒りを買っているという。
はたして「生ハムと焼うどん」は、それらの批判を物ともせず、今後も過激なパフォーマンスの道を突き進んでいくのだろうか。
(森嶋時生)