10月30日放送の「The Covers’ Fes 2016」(NHKBSプレミアム)に斉藤由貴がゲスト出演した。この番組はアーティストがカバー曲を披露する音楽番組「The Covers」(NHKBSプレミアム)が10月19日にNHKホールで開催したスペシャルフェスの様子をオンエアしたもの。クレイジーケンバンドの横山剣やエレファントカシマシ、ORIGINAL LOVE、JUJU、秦基博、BRAHMANといったそうそうたるメンバーが生歌、生演奏を披露したのだが、斎藤だけが「口パク」だったのではないかと波紋を呼んでいる。
「斉藤がこのフェスに参加決定した時からNHK大河ドラマ『真田丸』の絡みだと言われていました。斉藤は徳川家康の側室である阿茶局を演じていますからね。斉藤は自身が過去にリリースした『卒業』と『AXIA~かなしいことり~』の2曲を披露しました。ですが、どちらの曲も歌声と口の動きが合わない瞬間がたびたびあったんです。10月19日に開催されたフェスで見たという観客からも『斉藤さんだけ口パク』と書き込まれていました。しかし、実は歌った後、『卒業』の作詞をした松本隆から『もっと練習したほうがいい』と苦笑される場面があったのです。口パクならそんなダメ出しはしないでしょうから、恐らく自分で歌ったのでしょう。久しぶりに人前で歌うことでのぎこちなさが口パクに見えたのかもしれません」(音楽誌ライター)
演技上手で知られる斉藤だが、歌上手とまではいかないようだ。