今年の日本シリーズは好ゲーム続きながらも、第3戦から怒涛の4連勝を飾った北海道日本ハムファイターズがみごとに日本一の座にゲットした。
この逆転優勝に、日本ハムの本拠地・北海道の人々は大歓喜だったが、対照的に初戦から2連勝と幸先のいいスタートを切るも最終的には日本ハムの勢いに飲み込まれてしまった広島カープのファンたちは、日本一確実だとお祭り騒ぎ状態だったこともあり、まさかの結末に放心状態といった感じだ。
シリーズが終わっても未だそのショックを引きずっているファンは思いのほか多く、一部には優勝できなかった原因を八つ当たり感覚で芸能人にぶつけるものもいる。
真っ先に叩かれているのが広島県出身の炎上クイーン・加藤紗里。加藤はカープ女子ブームに便乗し、自身の最新DVDの発売記念イベントで「カープファンは絶対買ってくれる。強制~」と呼びかけていた。直後から加藤へのバッシングはそれなりにあったが、日本一を逃した後からは大幅増のようだ。
「日本シリーズ期間中はまったく相手にされていなかった加藤ですが、シリーズが終わったとたん、『お前のせいで優勝できなかった』『コイツが選手に呪いをかけたに決まってる』『来年は日本一になるから、いますぐカープファンを辞めてください』などフルボッコに。この事態に加藤も『紗里のせいで負けるくらいなら最初から優勝狙えるわけないじゃん』と猛然と反論。ファンも傷心のタイミングで加藤の挑発を食らうという、踏んだり蹴ったりの状態です」(エンタメ誌記者)
そしてもう一人、怒りの矛先が向けられているのが日本シリーズ中にもなにかとツイッターが炎上していた、さまぁ~ずの三村マサカズ。
「第2戦終了後には『パ・リーグ王者ってもう少し強いと思った』というツイートで日本ハムファンに叩かれた三村ですが、日本ハムの優勝が決まった第6戦終了後には『俺はなんか、モヤモヤしました。日本ハムが、手加減して、勝った気がしてね』とツイートし、野球ファンからの批判が集中。この投稿はどちらのチームに対しても失礼極まりない発言ですが、この根拠のない発言はカープファンにとってもかなり屈辱的なもの。三村もさすがに反省しているようで10月30日にはツイッター引退も宣言しています」(前出・エンタメ誌記者)
カープファンも「失言にも程がある」「ファンと名乗ってほしくない」「大嫌いになりました」など怒り心頭だ。ツイッター引退は好きにすればいいが、野球関連にはもう首を突っ込まないことだ。
(田中康)