薬物の取締法違反により懲役1年6カ月の実刑判決を受け、栃木刑務所に収監されていた小向美奈子。今年7月に刑期を終え、11月には復帰。さらに12月16日から「横浜ロック座」の舞台に上がる。これまで語られることのなかった「復帰の真相」から「獄中生活」まで、その一部始終を初激白する!
15年2月、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで再逮捕された小向美奈子は、懲役1年6カ月の実刑判決を受け、今年7月まで栃木刑務所に服役していた。
「2度も私のことを支えてくれている大切な人たちを裏切ってしまった。もう許してもらえないだろうなって。なので、出所したらひっそりと飲み屋でもやろうかなって。私のこと扱いづらいだろうし、もう表舞台に立つことはないと思っていました。だから出所後、雑誌のインタビューの依頼もあったのですが、全てお断りしていました」
出所直後、ある恩人のもとを訪ねた。謝罪とともに引退の意向を伝えるためだった。だが、その恩人からは「美奈子はオレの妹だから何があっても見捨てることはない」と断言された。
「不義理をしてしまったので、厳しいことを言われると覚悟していたのですが、逆に励まされたんです。恩人の方の言葉に『もう一度頑張ってみよう』って。今回、復帰を決心したので、『アサ芸』さんのインタビューにも応じることにしました。今日は塀の中のことも全部話します」
このインタビュー前の11月16日には「AV女優 小向美奈子 最終章始動」(マキシング)が発売され、AV復帰を果たした。さらに、来年1月16日にも「緊縛奴隷調教され快楽堕ちする美しき背徳未亡人」(同)をリリースする。
「新作は調教モノで、冒頭を除いて、ほぼ全てのシーンで(縄で)縛られていて、アエぎ悶えています。首を“ギロチン”にかけられて、ずっと手足が不自由な状態のまま、これでもかってくらいにバックでガンガン突かれたりとか(笑)」
撮影は10月と11月に行われたが、
「兄が使っていたダンベルや、弟の家で見つけた筋トレ器具で“ゆるトレ”して本番に臨みました。あと、特にコースは決めずに、その日の気分で『今日はこのあたりまで行ってみよう』って、キャップをかぶって、トレーニングウエアを着て、午前中に1時間くらいウオーキングにも出かけて下半身を鍛えましたよ」
ウオーキングは現在も日課にしているが、すれ違いざまに一般の人に気づかれることもあるという。
「『何で小向がいるの?もう出てきたんだ』って。街を歩いても『あれ、小向だよね。胸デカっ』とか、断りもなく、いきなり写メで撮られたり。しかたないって割り切っているんだけど、でも、やっぱりそういうのってなくなればいいのになって‥‥。そういう点では、刑務所での生活のほうが楽だったって感じることもありますよ」