映画「仁義なき戦い」シリーズや漁師も一目置くほどの釣りの腕前を持つことで有名な俳優の松方弘樹が脳リンパ腫のため1月21日に死去した。74歳だった。昨年3月に脳リンパ腫が発見され、手術はせず抗がん剤治療を行っていた。
「気になるのは、遺産相続騒動が起きるではないかということです。松方には最初の妻との間にできた娘2人と息子1人、2度目の妻・仁科亜季子との間には仁科克基と仁科仁美が、さらに元歌手でタレントの千葉マリアとの間には認知した息子が1人、合計6人の子どもがいます。15年12月26日放送の『胸いっぱいサミット!』(関西テレビ放送系)に出演した克基は、松方の最初の妻が出産した自身の姉と兄にあたる3人には何度も会ったことはあるけれど、千葉が出産した弟には会ったことがなく、松方の子ども6人全員が顔を揃えたことはないと明かしていました。さらに松方がパイプカットしていることも明かし、『子どもはもう増えないです』と笑いを誘いましたが、今後の家族関係に不穏な空気を感じずにはいられません」(女性誌記者)
克基は父の死を悼み「突然の事で、本当に残念で仕方ありません。15年以上も、会えないままの別れになってしまいました。最後にもう一度会って、一緒にお酒でも、飲みたかったです。僕にとって、偉大で、大変尊敬する役者でした。心から御冥福をお祈り致します」とコメントを発表している。雲の上の松方に届いているだろうか。