2月9日に放送された情報バラエティ「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)の「大ヨコヤマクッキング!バレンタインSP」と題された、来たるバレンタインデー企画に子役の寺田心が関ジャニ∞の横山裕らとともに出演した。
コーナーの冒頭でゲストとして寺田が紹介されると、寺田は共演者に向かって、親指を立てつつ明るく挨拶。この仕草に、共演者は「かわいいなぁ!」といった言葉をかけ、すっかり心を鷲掴みにされていた。
そんななか、横山だけはあきれた様子で「また好感度上げようとしてるの?」とバッサリ斬り捨て。これには寺田もたまらず「そんなことないですよ!」と、すぐさま否定してみせた。
見慣れた2人のやりとりに笑いも起こり、その場は和んだわけだが、残念ながらネット上は違った盛り上がりを見せている。
「礼儀作法はしっかりしていて、番組の作り手が助かるようなコメントもできることで“プロ子供”と言われる寺田ですが、あまりにも出来すぎた8歳にあざとさを感じる人も多い。そのため、世間の一部からは何を言ってもとやかくツッコまれてしまう。今回の横山との絡みについても、ネット上では『横山よくいってくれた!』『横山も心の底から思ってそうだよな』と喝采が起きてました」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、こうしたアンチをにぎやかすキャラも狙ってやっているのでは、と評価する声もある。
「寺田がネット上でどう言われているかは、共演者の耳にも入っていることしょう。子供心を気にするなら、周囲の大人は8歳の少年が嫌われるようなツッコミをわざわざしないはず。それだけに、恒例となった“イジリ”を周囲も寺田本人もオイシイと思っている可能性は高いですね。以前、情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)出演時も、加藤浩次から『それ、本心で言ってます? 心からですか?』『(食レポを)練習させられたんだろうねぇ! 練習しすぎだよぉ!』とツッコまれていましたが、それを受け入れて番組を盛り上げようとしているなら、やはり彼は只者じゃないですね」(エンタメ誌ライター)
うまく転がされているのは世の大人のほうか?
(田中康)