2月10日に放送された「ミュージックステーション 2時間スペシャル」(テレビ朝日系)に、パフォーマンスグループAAA(トリプル・エー)が出演した。同グループは、テレビドラマ「奪い愛、冬」(テレビ朝日系)の主題歌を務めているため、ドラマの名シーンがVTRで流されたという。
「番組では、水野美紀が『ここにいるよぉ?!』と言ってクローゼットから飛び出し、狂気の演技を見せる『奪い愛、冬』の名シーンが流されました。するとスタジオにいた、同ドラマの大ファンだというHKT48の指原莉乃は『めちゃくちゃ面白い! 柏木(由紀)ちゃんと峯岸(みなみ)といつもグループLINEで実況しながら見てます! 最っ高です』と大絶賛。さらに星野源も『(水野美紀が登場する)あのシーン最高でしたね?!』と、毎週視聴していることを明かしました」(テレビ誌記者)
またドラマ放送後は視聴者からも「水野の演技はマジで凄い!」「彼女のためにドラマを視聴する価値がある」と演技を賞賛する声が飛び交っている。
しかし水野がここに来るまでには、様々な厳しい道を乗り越えてきたという。
「水野は2005年、芸能界で強い力を持つと言われる大手芸能事務所を独立したことで、仕事が激減。主要人物の1人だった『踊る大捜査線』(フジテレビ系)の続編映画からも一時、降板させられるなど完全に“干され女優”となっていました。その後、映画で濡れ場なども演じ、復帰の兆しを見せましたが、やっと掴んだ主演ドラマ『逃げる女』(NHK)は一時、視聴率2%台という大爆死。それでも水野は目の前の仕事に全力で取り組み、昨今はバカリズム脚本のドラマ『黒い十人の女』(日本テレビ系)や『奪い愛、冬』にて、癖のある悪女をみごとに演じました。そのため業界内外からの評価はうなぎ登りとなっているようです」(芸能記者)
多くの芸能人が所属事務所とのイザコザに巻き込まれている昨今、水野はそこからみごとに完全復活を果たしたようだ。