2月19日に放送されたバラエティ番組「そんなバカなマン」(フジテレビ系)にて、同番組が3月で終了すると正式に発表された。突然の打ち切り発表に、出演者のバナナマン・日村勇紀は肩を落としたという。
「同番組はバカリズムとバナナマンがレギュラーを務め、構成に『トリビアの泉』や『ゲームセンターCX』(フジテレビ系)などを生み出した酒井健作、3人目のバナナマンと言われるオークラなどの人気作家が集結。2015年からのレギュラー放送以降は、様々な企画に挑戦し、バラエティファンから支持を得ていました。しかし今回の放送で、3月19日をもって打ち切られると出演者に伝えられたのです」(テレビ誌記者)
打ち切りが発表されると、バナナマン日村は本気で落ち込んだ様子を見せ「バカだよフジテレビは‥‥。終らせんじゃないよ!」と嘆き、バカリズムも「そうですよ!」と苦笑いを見せたところで、その日の番組は終了した。
そして打ち切りを知った視聴者も、フジに対して怒りの声が多く上がっていたという。
「近年、人気の低迷が叫ばれるフジの中で、『バカなマン』は、コアなバラエティファンを掴んでいる数少ない番組でした。そのため、打ち切りが発表されると視聴者からは『フジは本当にバカなの? ありえない』『これを切っちゃダメでしょ。フジは無能すぎる』『他に終わらせる番組はいくらでもあるだろ!』と、終了を悲しむ声よりも、フジの編成に怒りの声を上げる人が殺到するという珍しい事態となりました」(前出・テレビ誌記者)
昨年は元旦の特番も任され、フジを盛り上げていたかのように思えた「バカなマン」。日村の「バカだよフジテレビは」という言葉は、視聴者の思いでもあったようだ。