フジテレビの「コネテレビ」体質は変わらないままだった!?
今や春の風物詩となりつつあるフジテレビの「コネ入社」。今年は“大魔神”の愛称で知られる元プロ野球選手・佐々木主浩の長男が27人の新入社員の中に滑り込んでいるという。
「4月3日に行われた入社式には佐々木の姿もあったようです。この長男は、佐々木と前妻の元アイドル・清水香織の子供。2005年に離婚した際に、この長男の親権は佐々木が持つことになった。その後、佐々木は不貞の末に人気アイドル女優だった榎本加奈子と再婚しています」(芸能ライター)
視聴率低迷が続くフジテレビだが、その原因のひとつに「コネ入社」を挙げる局員も多い。近年は竜崎勝の長女・高島彩、高橋英樹の長女・高橋真麻、田淵幸一とジャネット八田の長男・田淵裕章、永島昭浩の長女・永島優美、生田斗真の弟・生田竜聖、藤井フミヤの長男・藤井弘輝、陣内孝則の長男など枚挙に暇がないだけに、ネット上では「だから番組がつまらない」「マジメに就活している学生がかわいそう」といった苦言が相次いでいる。
一方、佐々木といえば引退後は野球解説者として活動しているものの、主戦場はTBSでフジテレビにさほどメリットがあるとは思えないが‥‥。その答えをスポーツ紙デスクがこう読み解く。
「野球解説者としてではなく、“馬主”佐々木との関係を強固にしたかったのでしょう。彼の馬主歴は10年ほどで、これまでの所有馬は20頭ほどと少な目ですが、半数近くがオープンクラスまで昇格しており、馬主としての才覚に溢れている。2013年にヴィルシーナでヴィクトリアマイルを制し、G1初勝利となっています。また、今年3月にはドバイ国際競走でヴィブロスが日本の牝馬で史上5頭目となる海外G1制覇を達成するなど、波に乗っています。フジテレビは『みんなのKEIBA』など複数の競馬番組を放送しており、そこでのさまざまな便宜に期待しているのではないでしょうか」
佐々木の長男には、周囲に「コネ」と後ろ指をさされないような活躍を期待したいものだ。