NHK紅白歌合戦といえば、毎年、選ばれた者だけが出場でき、“紅白出場歌手”としてハクをつけることができる。しかし、その後芸能界から姿を消してしまう歌手も少なくない。
90年代に発売したシングル曲、「SHOOTING STAR」がオリコン週間チャート10位を記録し、みごと紅白出場を果たした八反安未果。美形なルックスに伸びやかな声を持ってしても芸能界には生き残れず、艶系写真集を発売後、歌手業を引退した。
しかしその後、訪れたハワイで出会ったマラサダというドーナツに惚れ込み、ハワイアンカフェ「NaniNani」を立ち上げる。現在、年商は8000万円を超えると言うから驚きだ。
「以前、竹下通りの店舗を訪れたことがありますが、店内は若い女性客でごった返しており、忙しそうでした。男性スタッフに、『八反安未果さんのお店ですよね?』と尋ねると、『社長が歌手だったことを知っているスタッフは少ないのでは』と言っていました。八反さんの謙虚なところも、成功の秘訣なのではないでしょうか」(女性誌ライター)
「気分上々↑↑」が爆発的にヒットし、注目を集めた男女ユニット、mihimaru GTも姿を消した一人。紅白ではトップバッターを務めるも、その後ヒット曲には恵まれず、惜しまれつつも2013年に活動休止した。
その翌年、メンバーのhirokoが公式ホームページ上で青年実業家との結婚と出産を発表。一児の母として主婦業に専念しているそうだが‥‥。
「本人のツイッターを見ると、『一人ラーメン』や『一人映画』、そして、クリスマスは妹と姉と過ごしたとの報告があったため、一部のファンから夫婦不仲説が囁かれているようです」(週刊誌記者)
忽然と消えた「紅白歌手」たちのその後の人生は、悲喜こもごものようだ。