5月1日に放送されたラジオ番組「アッパレやってまーす!」にて、ドランクドラゴン・鈴木拓が語ったアンガールズ・田中卓志のエピソードに大きな注目が集まっている。それは、あるバラエティ番組での出来事だったという。
「鈴木によると、過去に様々な芸人が集まり、その母親が作った弁当の味を審査するという企画が行われたそうです。その際、アンガールズ田中の母親が作った弁当は、審査員を務めた俳優やタレントから『マズイ!』と酷評されたとのこと。すると泣き出しそうな母の姿を見た田中は『俺はこの弁当の味がすごい好きだ』『(母親が忙しいなか)一生懸命、弁当を作ってくれた。俺はこの味で育ったし、今でもこの味が大好きだ』と声を荒げながら弁当を食べ始めたそうです。この母を必死にかばう田中の姿に、鈴木は『涙が止まらなくなった』と明かしました」(テレビ誌記者)
放送後、この田中のエピソードが感動的だとして、ネットでは瞬く間に拡散されることとなった。
しかし同時に、田中の母が作った弁当を酷評した芸能人を特定するという流れにもなり、現在、あるモデルが6年越しのバッシングを浴びる事態になっているという。
「田中が参加した企画は、2011年に放送された『はねるのトびら』(フジテレビ系)でのことです。同番組には溝端淳平や成海璃子など俳優も参加していましたが、弁当の味に関して、最終的なジャッジを下したのは、読者モデルの小森純でした。そしてこの番組内容が再び掘り起こされたことで、ネットでは今になって小森への批判の声が殺到しているのです。しかし鈴木によると、番組サイドは芸人を怒らせたいという意図があったそうですから、彼女はその構成に従っただけなのでしょう。そのため、思わぬとばっちりを受ける形となっています」(前出・テレビ誌記者)
小森といえば過去、ブログにて、詐欺事案として摘発を受けた「ペニーオークション」の広告を掲載し仕事が激減。その後、テレビの世界から姿を消した。
そして現在は2児の母になった小森。まさか本人も、6年も前のことを今になって掘り起こされるとは思っていなかったことだろう。