5月21日放送の「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)が、平均で21.0%の高視聴率だったことが22日、わかった。これで同番組は3週連続、今年7回目の20%超えとなる。
「毎週、NHKの大河ドラマとぶつかるこの枠。そして21日はフジテレビで村田諒太のボクシング世界戦が放送されており、こちらも平均で17.8%の高視聴率でした。レギュラー番組で一大イベントを凌駕するとは、もはや不動の人気と言えるでしょう」(芸能ライター)
11年目に突入して、ますます人気絶頂のこの番組。振り返れば、日本テレビの日曜20時は数多くの人気番組生み出してきた“鉄板枠”であることがわかる。
「鬼才・テリー伊藤演出で数々の伝説、数々の有名人を輩出したドキュメント・バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(85年4月~96年10月)もこの枠でした。さらにさかのぼれば、森田健作・現千葉県知事が主演した『俺は男だ!』(71年2月~72年2月)、村野武範主演の『飛び出せ!青春』(72年2月~73年2月)、中村雅俊主演の『俺たちの旅』(75年10月~76年10月)、そして堺正章のほか、夏目雅子、西田敏行、岸辺四郎が出演した『西遊記』(78年10月~79年4月)など、後世に残る人気ドラマを放送していた枠なのです」(前出・芸能ライター)
他局にとって日本テレビの「日曜20時」の壁は、思いのほか高く、厚いようだ。