2011年8月に反社会的勢力との“黒い交際”が発覚し、自らの意思で引退を表明した元お笑いタレントで司会者の島田紳助氏。
所属していた吉本興業の芸人からは、今でも折に触れ復帰を望む声が発せられるが、当の本人は「復帰はない」と断言している。
それにしてもなぜ、引退から約6年も経った今になって“復帰説”が浮上したのだろうか? 芸能ジャーナリストに聞いた。
「1つには、今年1月に島田氏が司会をしていた『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)のプロデューサーの結婚式に、VTRで登場したこと。そして4月には、芸能リポーターの井上公造氏の取材を受け、その様子が『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で伝えられたことです。この一連の動きに、テレビ関係者らは“公の場に出ることを嫌がってはいない”と受け取り、復帰する気持ちもあるのでは?と考えているからです。その理由は、金銭云々の問題では全くなく、単に芸能界が恋しいのではないかと思います。天才的ともいわれた話術で、多くの人を魅了してきた島田氏は60歳を過ぎて“もう一度”と考えたとしても不思議ではありません」
しかし、引退の理由が理由なだけに、地上波ではスポンサーとの折り合いがつかないのではないだろうか?
「もし、島田氏が本気で芸能界復帰を望むなら、それは古巣の吉本の舞台にゲスト出演という形がベストでしょうね」(前出・芸能ジャーナリスト)
あの軽妙な“紳助節”を、一般のファンたちが聞ける日は来るのだろうか……。