日本人離れした9頭身プロポーションで、女優としても注目を集める田中道子(27)。初写真集「M」(ワニブックス)は、野性のフェロモンがあふれている。
──写真集の発売を記念した5月14日の握手会では、黒いワンピースで前かがみになり、胸元がこぼれそうに。
田中 はい、攻めてましたね(笑)。前かがみのグラビアポーズって初めてだったんですが、その瞬間にカメラのフラッシュがバシャバシャッときました。
──女豹のようなポーズに見えた。
田中 黒って私のイメージカラーだと思っているんです。それに、理想とするのは峰不二子のような強さとセクシーさ。ああいう黒で体のラインに沿った服なら一瞬で「これ!」と決めちゃいます。
──さて、ミス・ワールド2013の日本代表などを経て、2016年10月「ドクターX」(テレビ朝日系)で女優デビュー。いきなり西田敏行の愛人役で注目され、半年後には写真集の発売というハイペース。
田中 うれしかったですね。しかも撮影がバリ島で、以前、ミス・ワールドの時にずっと滞在した場所だったので懐かしかったです。
──172センチ、B80・W58・H83のスレンダーボディだけど、この写真集はもう少し肉感的に見える。
田中 はい、実は体重を3キロ増やして臨んだんです。モデル時代と考え方が変わったんでしょうね。あまり体のラインが整いすぎてないほうが写真集ではおもしろいんじゃないかと。
──男目線で言わせてもらえれば、そこそこムチッとしていたほうがありがたい。それと初写真集にもかかわらず、意外とTバック姿が多いのも驚き。
田中 撮影でTバックの水着は初めてでしたね。あと、下着姿も初めてでしたけど、ベッドに寝ているところにカメラマンさんが寄ってくるというのは緊張しました。
──撮影の呼吸はバッチリと?
田中 いえ、バリに向かう時から「殻を脱げ!」とか「自分をさらけ出せ!」とか、そういったニュアンスのことを言われました。撮影が始まっても、私はチームワークを大事にしようと思ってニコニコしていたら、それがヘラヘラやっていると思われたんでしょうね。真剣にやってほしいと指摘され、私、大泣きしてカメラマンさんと言い合いになったんです。
──どちらも、いい作品にしようとするゆえのぶつかり合い。
田中 はい、だから、カメラマンさんは悪くないです。むしろ活を入れてもらったと思っています。
──仕上がりは満足?
田中 場面ごとに自分でストーリーを作れるようになりました。例えば「今、男性がシャワーを浴びていて、それを待つ表情」とか。
──悩ましい(笑)。
田中 もし、2冊目のお話をいただけるなら、もう少し攻めてもいいのかなと思います。今回、Tバックはあったけど、ナマのヒップまでは見えていない。もう27歳なので「食べてください」という顔で撮れたらいいなと思います(笑)。
──その覚悟は女優としても大きな武器です!