17歳の未成年女性との飲酒、淫行騒動で芸能活動を無期限停止中の小出恵介。ドラマやCM、映画の打ち切りなどによる損害請求賠償額は数十億円にも及ぶとされていたが、意外な結果となりそうだ。
つい先日には明石家さんまの初企画&プロデュースドラマで小出が主演を務める予定だったネットフリックス配信のドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」について、制作に携わった吉本興業が、小出に代役を立てて撮り直すことを発表するとともに再撮影の費用は同社が負担することを明かした。
さらに、7月から小出が出演する予定だったドラマ「愛してたって、秘密はある。」を放送する日本テレビに関しても、対応は寛容である。
「被害を受けたのは確かですが、主役というわけでもなく、まだ撮影も序盤段階だったので、損害賠償請求はしないようです」(日テレ関係者)
一方で主演ドラマ「神様からひと言~なにわ お客様相談室物語~」が打ち切りになったNHKだけは、同局の番組スタッフが、
「視聴者からの問い合わせも多く、うちは受信料で成り立っている手前、それなりの請求はせざるを得ないですよね」
と明かすが、なぜ関係各社は損害賠償請求に及び腰なのか──。
スポーツ紙の芸能デスクは語る。
「小出の所属する『アミューズ』といえば、サザンオールスターズや福山雅治、吉高由里子らが所属する大手事務所。小出うんぬんよりも、『アミューズ』との今後の関係性を考えたうえでの結論でしょう」
一時は窮地に陥った小出だが、巨額の賠償問題に関しては、とりあえずは所属事務所に救われた!?
(しおさわ かつつね)