毒舌が持ち味の坂上忍が、そのホコ先を何と自分がレギュラー出演しているTBSに向けたという。坂上が司会を務める「バイキング」(フジテレビ系)の7月20日放送回で飛び出した発言について、テレビ誌のライターが驚いた様子で語る。
「この日は次期選挙に意欲を示す上西小百合衆院議員を取り上げ、『一番当選する確率が高く、私の信条に似た政党から出馬したい』との発言を紹介。これに対してホラン千秋が『この期に及んで、“どの政党も自分を欲しがってんのかしら”って思ってらっしゃる上西さんがすごいと思います』と痛烈な皮肉をかましました。すると坂上が『いいね! なかなかそれTBSじゃ言えないだろ』と言い放ったのです」
そのTBSでは「サンデー・ジャポン」などの情報番組で政治家に対する厳しい発言は珍しくないが、坂上はなぜ「TBSじゃ言えない」と発言したのだろうか。
「TBSはアンチ安倍政権の急先鋒と言える報道姿勢で一貫しており、サンジャポでの厳しい発言も安倍総理や自民党に向けられるのがほとんど。一方で上西氏は憲法改正反対、原発反対、共謀罪反対を表明しており、その政治スタンスはTBSにとって都合がいいものばかりです。それゆえ坂上は、TBSでは上西氏に厳しい批判は出せないとの意味を含ませたのでしょうね」(週刊誌記者)
その坂上はTBSの「好きか嫌いか言う時間」にレギュラー出演中だが、それでも堂々とTBS批判を口にした坂上に、一部の視聴者からは拍手喝采が送られているようだ。