8月26日公開の映画「関ヶ原」の特別映像が解禁。メイキングを含む3分超の映像で映画の舞台背景や登場人物らが紹介されている。だが主要キャストが続々登場する中、肝心の人物がなぜか出てこないというのだ。映画ライターもこう言って首をひねる。
「石田三成役で主演の岡田准一が登場しないのです。東軍側は総大将の徳川家康を演じる役所広司が存在感のある演技を見せているのに対し、西軍の総大将である三成は写真すらなく名前だけで紹介。家臣役の東出昌大や有村架純らがクローズアップされているのとは大違いです。この映像を観た人はおそらく、役所広司が主演の時代劇映画だと思い込むんじゃないでしょうか」
最近のジャニーズ系映画では、木村拓哉の「無限の住人」や嵐・大野智の「忍びの国」で予告映像を公開し、いずれも主役の木村や大野を大きく取り上げていた。それがここにきて方針を転換したのだろうか?
「この『関ヶ原』では今回の特別映像とは別に、映画そのものの予告映像も公開されていますが、そちらにはちゃんと岡田が登場しているんですよ。つまり特別映像のほうではわざと岡田の姿を出していないわけです。理由は不明ですが、ウェブでの出演を厳しく制限しているジャニーズが、公式予告映像以外への出演を断った可能性もあります」(前出・映画ライター)
何とも不可解な今回の特別映像。これで「関ヶ原」が不発に終わったら、その責任の一端は岡田のウェブ出演を制限した事務所側にあると言えるのかもしれない。