芸能

天才テリー伊藤対談「藤田ニコル」(1)イメチェンと研究で憧れのモデルに

●ゲスト:藤田ニコル(ふじた・にこる) 1998年、ニュージーランド生まれ。3歳の頃、埼玉県に引っ越す。2009年、ローティーン向けファッション誌「ニコラ」の第13回ニコラモデルオーディションに応募し、1万4076人の中からグランプリの5人に選ばれ、専属モデルとなる。清楚系モデルが多い中で、異色な存在として独自のポジションを獲得し、連載ページを持つなど人気者に。14年6月には「ポップティーン」の専属モデルとなり、さらに知名度を上げる。15年2月、「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)に取り上げられたことをきっかけに、以後、数々のバラエティ番組でも活躍。今年6月、「ポップティーン」の卒業を発表した。現在、「ヒルナンデス!」(日テレ系)、「オスカル! はなきんリサーチ」(テレビ朝日系)、「恋んトス Season6」(TBS系)にレギュラー出演中。

 人気ファッションモデルとして、少女たちにカリスマ的な人気を誇る藤田ニコル。最近はテレビのバラエティにも進出して、明るいおバカキャラが定着した感もあるが、さすがは天才テリー、そんな彼女のイメージの下に隠れた意外な素顔、また優れた才能を見逃さなかった!

テリー ニコルとは「サンデー・ジャポン」でよく一緒になるけど、実は意外としっかりしているんだよ、この娘。

藤田 テリーさん、それ、もっといろんなところで言ってくださいよ(笑)。

テリー 最近テレビにも出るようになったけど、メインの仕事はファッションモデルなんだよな。きっかけは何? やっぱり自分のことを「かわいい!」と思っていたから?

藤田 いえいえ、そんなことなくて(笑)。お母さんがシングルマザーで、いつも1人で頑張っているから「何か、私にできることないかな」と思っていたんです。

テリー それは経済的に厳しかったってこと?

藤田 はい。わりとギリギリって感じでしたね。で、小5の時にお母さんが「ニコラ」っていう女の子向けのファッション誌を買ってきてくれたんですよ。それを見ていたら「ここに自分が載れたらすごいな」と思って。名前も似ているから親近感もあって、モデルに応募してみたんです。その時は書類審査で落ちたんですけど、その後1年間「ニコラ」を買って研究して。

テリー フフフ、「打倒ニコラ!」だ。

藤田 まさにそんな感じで(笑)。前髪を切ったりしてイメチェンして、小6の時にあらためて応募したら、受かりました。

テリー どのくらい応募があったの。

藤田 その時は1万4000人くらい。最終的に5人残りました。

テリー へえ、すごいじゃない!

藤田 でも実際の現場に入ったら、周りのモデルの子がかわいすぎて、全然雑誌に載れなかったです。

テリー とはいっても、モデルになったら生活は変わったでしょう?

藤田 そうですね。その頃、ソフトボールをやっていたんですけど、日焼けが心配なのでやめたりして。その頃から仕事で大人を相手にすることが多くなったので、同世代とはずっと話が合わなかったですね。

テリー かわいいし目立つから、地元では話題になったでしょう。

藤田 でも、中学生になりたての頃には、ひがまれることも多かったですね。

テリー じゃあ、いじめなんかもあったり?

藤田 うん、多少は。廊下を歩いていたら、すれ違った人に「えっ、あれがモデル?」って言われたりしましたし。

テリー まァ、わかりやすい嫉妬だよな。そこは大丈夫だったのかな。

藤田 中3くらいになったら、もうみんな仲よしになっちゃったんです。

テリー 経済的な悩みも解決できた?

藤田 モデルになりたての頃は洋服代とか出費のほうが多かったんですけど、「ポップティーン」に移籍して、テレビ出演や他の仕事をするようになってからは、何とか余裕ができました。

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