球団関係者はさらに声を潜めて続ける。
「巨人には酒のトラブルが非常に多いんです。昨オフには、元選手でメディアにも登場している球団職員が同様の事件を起こし、今季から内勤に異動させられている。こうしたトラブルが表に出ないのは、それだけ球団の“管理”が徹底しているから。あるコーチが今度離婚するのですが、こうした家庭内事情にも球団は口を挟むほどですからね」
14年10月には、六本木のクラブで、澤村拓一(29)の暴行事件が発生。居合わせた男性客に暴力を振るったことは報じられているが、この際も球団は“手腕”を発揮し、モミ消しに動いていたようだ。
事情を知る関係者が明かす。
「フロアですれ違いざまに『何、ジロジロ見てんだ』と、酔った様子の澤村からいきなり掌底突きを食らわされたそうです。プロ野球選手の力で殴打された被害者は、顔面を腫れ上がらせていました。後日、すぐさま球団関係者が彼のもとを訪れ、おとなしい被害者に30万円の示談金を提示してきたそうです。受け取りを断ると、『お金を受け取らないのはかまいませんが、この一件を口外しないでください』と懇願されたといいます。彼は野球が好きだったのに、この一件で幻滅したと‥‥」
巨人選手による夜の街での暴走は、もはや日常茶飯事の様相である。「(本拠地が近い)六本木で遊びたいから移籍した」とスポーツ紙記者間でささやかれた片岡治大(34)は、“オーバーランぎみ”とまで指摘されている。
「2軍暮らしが続く最近の干され方で意欲をなくしていて、『巨人にいる意味ないでしょ』と自虐気味に語っている。最近は練習も早々に切り上げ、夜遅くまで飲み歩いていますよ。キャバ嬢に『オレの活躍なんか知らないでしょ?』と絡むことも多い」(スポーツ紙記者)
山口とは対照的に、戦力として少しは貢献している陽岱鋼(30)だが、巨人ブランドの恩恵には実績以上にあずかっているようで、
「日本各地に行きつけがあるとまで言われる、夜遊び王・内海哲也(35)に遊び方を教えてもらっています。巨人の知名度の高さでおいしい思いをしているようで、『内海さんはすごい』と口走っていますね」(前出・スポーツ紙記者)
その陽と“イケメンコンビ”を組み、夜の街で負け知らずなのは大本命・坂本勇人(28)である。なんと、すでに“メジャー進出”を果たしているというのだ。16年12月14日、28歳の誕生日を迎えた坂本の姿はハワイの、日本人御用達の高級キャバクラ店にあった。
「親しい関係者とともに来店するや、『この店で胸が大きい子3人呼んで』とオーダーしましたね。いちばん胸の大きい女性を隣に寄り添わせ、胸を凝視しながら『何カップなの?』と聞いていた。女の子が『Hカップ』と答えると、『じゃあ今日から“勇人(Hayato)カップ”だ』と大爆笑。終始、その勇人カップを揉んでいましたね」(現地の飲食店関係者)