お笑いコンビ・TKOの木本武宏が1回20万円のギャラで呼べる? そんな驚愕の情報が、8月24日放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)にて明かされた。ゲスト出演の女芸人・たかまつななが披露した“料金表”について、お笑い系のライターがささやく。
「たかまつは自らが社長を務める会社で芸人の営業を手掛けており、学生を相手に芸人が政治について語る『出張授業』などのメニューを用意しています。ここで2カ月ほど前から会社のウェブサイトに“料金目安”を掲載したところ、問い合わせが急増したとか。その料金は若手芸人の3~5万円から“テレビに100回以上出たことある芸人”の20~40万円などとバリエーション豊富。ここでレギュラー出演者の木本が自分のギャラについて尋ねたところ、たかまつは『20万円ですかね』と答えていました」
たかまつによるとピン芸人のひろしも「20~40万円」枠の芸人として、出張授業を行ったことがあるという。しかし芸人の営業ギャラは基本的にブラックボックスで、料金表のような形で明示されることはない。そのため番組ではMCのネプチューン名倉潤や次長課長の河本準一らが「これはヤバい!」と大騒ぎしていたのである。
「たかまつによると学校などの教育機関では、ギャラを明示しないと『教育だからタダでやってくれ』となりかねないため、その対策として料金表を作ったそうです。そのためこれはあくまで『出張授業』の料金を示したものであり、いわゆるお笑いの営業とは性格が異なります。しかも『上記は目安の金額』との注意書きも入っていますし、この金額でTKO木本を営業に呼べることはありえませんね」(前出・お笑い系ライター)
番組では名倉が「学生相手ならギャラ1万円でもやりたい」と意欲を示すも、たかまつから「名倉さんが1万円だと若手の芸人さんが困る」とたしなめられる一幕も。ともあれ芸人を呼ぶのであれば、それ相応のギャラを用意する必要があるのは確実なようだ。
(金田麻有)