お笑いタレントの出川哲朗が〈実は6日の夜から胆管炎で入院している とにかくめちゃめちゃ痛い〉と公式ブログで告白したのが、9月10日のこと。その後しばらく音沙汰がなく心配する声が高まっている。
出川は〈胆管炎なんかに負ける訳にはいかない 早く治して、また大暴れする〉とブログで宣言。しかし、皮肉なことに、この言葉からにじみ出るような、我慢強さと持ち前のド根性が災いし、かなり無理を重ねていたようだ。6日の夜は、のたうち回るほどの痛みを我慢できず、診察後に緊急入院となった。だが、手術はせず薬だけの治療を行っており、経過次第では1週間ほどで退院する見込みだという。
「レギュラー番組も多いし、4月からはゴールデンでの初冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)も始まり好調です。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の視聴率も裏の大河ドラマを抜くなど絶好調で、休んでいては流れが変わってしまう。本人もそれをよーくわかっているから、無理してしまったんでしょう」(芸能ライター)
リアクション芸人の草分けの出川、実は満身創痍の体であることはあまり知られていない。
「もともとはいいところのお坊ちゃんで、幼稚園時代はベンツで送り迎えされていた箱入り息子。濃縮トマトジュース愛飲が唯一の健康法ですが、一方で、食事のたびにコーラをガブ飲みするので、あまり効果はないんです。20歳の頃から尿管結石と椎間板ヘルニアに悩まされてきた。歩けなくなるほどヘルニアが悪化して手術しましたが、完治はしていません。『イッテQ!』で体当たり企画に数々挑戦。高度1万メートルからスカイダイビングしたり、ポリバケツでバンジージャンプしたり、カーアクションであわや大爆発寸前の目にもあった。2年前には番組収録中にセットから転落して右足を骨折。これまでに首以外のほとんどを骨折していると自慢するほどです」(テレビ誌記者)
9月11日には、ダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)の3人がイベントに出席、「出川のいない間の仕事はお任せ」とばかりに自分たちを売り込んでいた。これではオチオチ休んでいられないのだ。
(塩勢知央)