好感度はうなぎのぼり!?
「サンデー・ジャポン」(TBS系)の生放送中に進行を務める同局の吉田明世アナが貧血で番組を途中退席したのは、10月29日。中盤、VTRふりの原稿を読んでいる最中、急に原稿を読むスピードがペースダウンし、呂律も回らず、たどたどしい口調で原稿を読んでいる姿を見て、司会の爆笑問題・田中裕二が「大丈夫ですか?ちょっと気持ち悪くなっちゃった? 座って。大丈夫ですか?」と、吉田アナの体調を気遣い、身体を支えながら椅子に座らせ、そのままVTRをスタートさせたというのが一連の流れだ。
翌日、「たまむすび」(TBSラジオ)に出演した吉田アナは「途中まで読んだところで、完全に砂嵐みたいになって目が見えなくなってしまって」と当時の状況を説明。しかし、睡眠もしっかりとったことで、一夜明けてすっかり体調が回復したことをアピールしていたので何よりだ。
ただ、今回の出来事には視聴者はもちろん、コメンテーターとして出演する壇蜜の動揺する顔もカメラに抜かれるなど、共演者たちも驚きを隠せなかったようだが、そんな中、突然の展開にも動じず、吉田アナを介抱した田中を称賛する声が多数見られている。
視聴者からは「田中さんの対応がジェントルマン過ぎるんだが」「咄嗟にあんな行動をとれるのはモテるわ」「こんな感じで体調気遣われたら、自分も好きになるかも」「山口もえと釣り合ってないとか最初は思ってたけど、そんなこと全然なかったわ」と、田中の対応をベタ褒めする声があふれていた。
「田中と2010年に結婚した山口もえは、結婚から約1年が経った後に出演したイベントで、結婚後初めて風邪をひいた時のエピソードを話し、『主人はすごく心配してくれて、仕事と仕事の合間に私の顔を見るためだけに帰って来てくれた。この人、本当にやさしいんだなって思いました』と、ノロケていました。新婚であればよく聞く話ですが、今回の田中の対応を見て、田中がやさしい男であることを世間も実感したようですね。山口を田中が落とすことができたのも納得です」(エンタメ誌ライター)
吉田アナについては結婚報告から1年ということもあり、世間には妊娠も疑われているようだ。もしかしたら、番組を進行する立場上や付き合いが長い間柄ということもあり、彼女が田中ら一部の番組関係者にはその旨をすでに伝えており、そのため田中が冷静な対応をとれたということも考えられなくもない。いずれにしても、今回の田中の行動は称賛に値することは間違いない。
(権田力也)