二階堂は見たいテレビ番組があったようで、一糸まとわぬ姿のままテレビの前に陣取る。カメラは彼女の上半身を約5秒間にわたって真正面から捉え、ここでついにハッキリと二階堂のバストが確認できるのだ。
Dカップ以上はありそうなおわん形の胸はボリュームだけでなく、若々しい張りのよさとみずみずしさを漂わせていた。100円玉サイズの乳輪はキレイな薄茶色で、見る者を釘づけにする。
テレビを見終えた二階堂はタバコを吸うため、ソファに座った。その瞬間、今まで止まっていた時計の針が動き出すように、ブルンとD乳が揺れる。前かがみになっただけで、その重量感が伝わってきた。
上杉はこのまま泊まろうと誘うが、二階堂は「ないね」と断る。そのそっけない返事に、2回戦を期待していた上杉は、発射したばかりのコンドームを悔しそうにベッドに叩きつけたのだった──。
ここで二階堂の女優歴をざっと紹介すれば、映画「ガマの油」(ファントム・フィルム)のオーディションでヒロイン役に抜擢され、スクリーンデビューを飾ったのは09年。その2年後には、映画「ヒミズ」(ギャガ)で第68回ベネチア国際映画祭「マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)」を受賞した。来年放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」では西郷隆盛の妻役での出演が決まっている。
第一線で活躍しながら、映画では果敢に扇情的なラブシーンに挑んできた。「私の男」(14年、日活)では、浅野忠信(44)とカーペットの上で抱き合いながら、ブラジャー姿のままワキを舐められたり、みずから艶かしい手つきで男性器をまさぐる場面も熱演した。翌年に公開された「この国の空」(ファントム・フィルム)では、“処女喪失”の濡れ場でみごとなヒップを披露している。
昨年10月に発売された「週刊プレイボーイ」(集英社)ではバニーガールに扮したセクシーグラビアに挑戦して話題になったが、どんなに肌を露出しても「最後の一線」を越えて乳首を見せることはなかった。
「所属事務所では、主に土屋太鳳(22)との二枚看板でしのぎを削っています。清純派の路線で売り出し中の土屋に対して、二階堂の場合は、仕事内容は本人の意向が最大限に尊重されています。ふだんからフランス映画が好きでラブシーンも勉強していて、芸術性があって作品に必要とあれば脱ぐこともいとわないそうです。初めて乳首を出すことを決断したのも、それだけこの作品に対する強い思い入れがあるからでしょう」(芸能プロ関係者)
物語の後半にも二階堂の濡れ場が用意されていた。再び映画ライターの証言をもとに振り返ろう。
ある事件を起こして追い詰められ、河川敷近くの草むらでボーっとしていた上杉のもとに二階堂が現れた。恋人の顔を見てホッとしたのか、上杉は力任せに抱きつき、押しつけるように唇を奪う。その場にいた同じ学校の生徒2人は、
「バカは放っておこう」
と言って二階堂と上杉を置いて帰ってしまった。
キスシーンから場面は唐突に変わる。何も敷かれていない草むらの上で、いつの間にか二階堂がはいていたジーパンは脱がされ、正常位で行為の最中に。
シャツは首元までまくり上げられ、またもや乳房はまる出し状態。乳首は寒い冬の夜風にさらされて、自己主張するように屹立している。青姦プレイ中でも、二階堂は興奮や恥じらいを顔に出すことなく、黙って男を受け入れるのだった。