では、トレーニングを重ねる広瀬に生じた“明確な変化”とは何か──。
「いずれもピッタリしたトレーニングウエアを着ているのですが、最近の写真では、急激に胸の形状が大きくなってますよ。Dカップと言われる姉・アリスと見まごうほどで、すずもCカップ程度から、間違いなくDカップ以上に急成長している。総合のリングで、さまざまな体勢で揉まれるうちに全身に筋肉がついたうえ、バストのボリュームも大幅にアップしたようですね」(所属事務所関係者)
目覚ましい成長は、バストのみならず演技にも発揮されている。彼女の名を一躍高めた15年公開の映画「海街diary」(東宝、ギャガ)に関して、映画ライターはこう語る。
「あの映画での芝居はいわゆる“アドリブ”。広瀬はあえて台本を読まなかったようですが、その場で演技のしかたを固めず、自由に演じさせた是枝裕和監督の作戦勝ちだったんです」
つまり、発展途上で、まだ自身の演技に確信を持てていなかった時代を経て、それ以降の彼女は、作品を重ねるごとに関係者の評価がうなぎ登りだという。
「新しい作品に出演するたびに演技の幅が広がっている。着実に大女優への道を駆け上がっていると言えますね。『先生!』(ワーナー・ブラザース映画)や『チア☆ダン』(東宝)といった青春物のヒロインをこなしつつ、基地の町・沖縄で暮らす女子高生を演じた『怒り』(東宝)や父親を殺された娘役の『三度目の殺人』(東宝、ギャガ)などシリアスな役柄もしっかりと演じきった。中でも『怒り』で見せた米兵にレイプされるシーンは凄惨さを表情で完璧に表現していました。来年、彼女は20歳。これから“大人の色気”を惜しみなく出していくに違いありません」
その背景には広瀬が憧れる先輩女優の存在があるという。映画関係者が続ける。
「彼女は『海街diary』で姉妹役を演じた長澤まさみ(30)を本当の姉のように慕っていて、日頃から熱心に芝居のアドバイスを受けているんです。激しい露出の衣装と“大開脚”でセクシーさが話題になった長澤主演の舞台『キャバレー』を広瀬も観て、周りのスタッフに『私もああいう役をやってみたい』と繰り返し公言しているんですよ」
朝ドラヒロインに内定し、飛躍を続ける広瀬すず。ボディも進化し続け、その先には憧れの先輩をも超える艶技も期待できそうだ。