12月7日と11日、俳優としても大活躍中のV6・岡田准一がライブ配信サービス「LINE LIVE」でライブを生配信した。タイトルは「めざせ!世界一のクリスマスツリー PROJECT ~輝け、いのちの樹。~ supported by 岡田准一『岡田准一 初のラインライブやります』」というもの。
「ジャニーズ事務所もSNS解禁!?」と歓喜したファンも多かったが、実は、「よりによってあのクリスマスツリーがらみ?」「岡田くん大丈夫かなぁ」といった岡田を心配する声も多数寄せられていたのだ。
「というのもこの『世界一のツリー』プロジェクトが大炎上していたからなんです。神戸開港150年の記念行事として富山県から樹齢150年のアスナロを神戸のメリケンパークに運び、シンボルにしようという企画で、すでに11月中旬に植樹され、12月2日には点灯式も行われています。植樹されたツリーはニューヨークのロックフェラーセンターのツリーより高く、本物の木を使ったものとしては世界一の高さだそうですが、樹齢150年にもなる木を伐採するのは、もったいないとして非難されていたんです」(写真誌記者)
そもそも阪神淡路大震災の鎮魂のメッセージが伝わってこないという批判もある。「命が」「鎮魂が」「落ちこぼれの木に光が」など口当たりのいい言葉を並べ、ドラマ性を持たせようとしたのが反感を買ったようだ。
そして、「木が枯れた後の使い道についても二転三転しました。当初はバングル(一体型のブレスレット)が販売される予定でしたが、これが営利目的だと受け止められた。結局、あまりのバッシングに大手通販会社は発売中止を発表する事態となってしまったんです」(前出・写真誌記者)
岡田にすればとんだトバッチリかもしれないが、ライブ配信を心から喜べないファンがいたのは確かなようだ。
(笠松和美)