国分と対照的に何の感動もなし!?
12月21日放送の「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)で、ナインティナインの矢部浩之と国分太一が看板企画「ゴチになります!」を“卒業”することが決定した。年間成績が最下位のメンバーがクビになるというルールがある同企画。国分はコーナー開始以来、19年間無敗で出演し続けていたが、ついにクビとなった。最後に国分は涙を浮かべながら「クビにはなりますけど、次のステージでまた頑張っていけたらと思います。素敵なステージであるゴチをこれからも愛し続けてくれたらと思います。ありがとうございました」と、挨拶をし、潔く番組を去っていた。
今までは番組視聴者の中には、そろそろ国分が卒業してもいいのでは?といった声がチラホラ聞かれていたが、今回いつになくマジメに挨拶をする国分を見て、「何だかんだで国分がいなくなるのは寂しい」といった声も見られるなど、国分の卒業を惜しむ声が見られている。
しかし、もう一人、今回クビになった矢部に対しては「国分と比べたらすごくどうでもいい」「どうせ再来年復活しますもんね」「なんか国分と重みが違い過ぎて全然同情できないんだけど」と、クビになったことを残念がる声はまったく見られていないようだ。
「クビが決まった矢部は『修行して帰ってきたいと思います。子供が2人おりますねん。仕事下さい』と、国分とは対照的に復帰することを前提にしたコメントを披露しています。というのも、当然のことですがナイナイの冠番組ですから矢部が本当にクビになることはなく、矢部は今回で4度目のクビになります。対して、国分はおそらくこれで正真正銘のクビですから、今さらですが同じクビという言葉で括っていいのかも疑問なところ。視聴者としても国分のクビにむなしさのようなものを感じたぶん、より一層、矢部のクビ決定がバカバカしく思えたのも無理はないですよね」(エンタメ誌ライター)
また、「矢部はつまらないから、矢部こそ永久に卒業でいいのに」という声すらも見受けられるなど、言われたい放題の矢部。自分は本当の意味でのクビにならないという安心感を持っているのかもしれないが、もう少し危機感を持って、「ゴチ」が弱いぶん、せめて笑いでは番組に貢献して欲しいところだ。
(佐伯シンジ)