「日本レコード大賞」が12月30日に発表される。
かつては日本を代表する音楽の祭典と言われたレコ大も、近年はTBS系で同日に放送される中継番組の視聴率が低迷するなど苦戦を強いられている。
「かつては50%を超える平均視聴率を記録したレコ大の中継番組も、音楽業界低迷の影響もあり、2000年以降は視聴率20%を超えることはなく、60回の節目を迎える来年に向けて、TBS局内でも番組の存続が議論されているようです」(スポーツ紙芸能デスク)
そうした中、先日には没後10年、作詞家デビューから50年を迎えた作詞家・阿久悠さんの「特別賞」受賞に絡み、70年代の人気アイドルデュオ・ピンク・レディーが出演することが発表された。
阿久悠さんといえば、数多くの歌手やアーティストのヒット曲を手掛けているが、ピンク・レディーが選ばれたのには、思惑があるというのだ。
「今年は『大賞』の有力候補として乃木坂46が浮上しており、他にもAKB48や欅坂46の中継番組出演も予定されています。今をときめくアイドルグループの多くが顔をそろえる中、かつての人気アイドル・ピンク・レディーを出演させて、新旧アイドルの共演で盛り上げようという狙いでしょう」(前出・スポーツ紙芸能デスク)
はたして、視聴率復活はなるか!?
(しおさわ かつつね)