8年もの間、不貞関係にあったという女性からその「痴態ともいえる行状の数々」を昨年12月27日発売の「週刊新潮」で暴露告発された落語家・桂文枝。不貞相手の“口撃”はこれだけでは済まなかった。
1月22日発売の「週刊現代」で、上方落語の殿堂として、今年7月神戸に開場する予定の「神戸新開地・喜楽館」の命名に関して、「文枝がヤラセを働いていた」と、不貞相手の女性が語っているのだ。
「記事によると、施設の名称が公募された際、空欄のある応募用紙とすでに文枝が書き込んだ応募用紙を渡されて『これと同じように書いて応募してくれ』と頼まれたのだそうです。自分で決めたい名称があるが、国や自治体がお金を出している以上、文枝の一存で決めるわけにはいかない。しかし、応募の中から決める際には文枝の影響力は大きい。そこで不貞相手の女性に応募を頼んだというんです。彼女によれば、文枝が自分にバラした“ヤラセの手口”を他に漏らさないように口止めするためなのか、後日、『名称決定者』として、その『神戸新開地・喜楽館』のこけら落とし公演のペアチケット、グルメセットなどが自分に届いたんだそうです。この一連の話が本当なら、まず、ヤラセはもちろんよくないけど、口止め料替わりにチケットなんて、せこい印象もするし、そもそものヤラセ行為にしたって、演芸場に自分の希望通りの名前をつけたいがためにそんな小細工をしていることとか、まぎれもなく関西芸能界の大物である文枝らしからぬ『小物感』が全体的にヒシヒシと伝わってきますね」(芸能ライター)
告発が事実とすれば、上方落語協会の会長ともあろうお方が、何とも笑えない愚行に走ったものだ。