解散後のSMAPのメンバーの中で、さらなる躍進がささやかれているのが中居正広だ。その要因は役者としての演技力ではなく、もちろんミュージシャンとしての歌唱力でもなく、現在のテレビにおいて欠かせないMCとしての実力だ。
「中居は場の空気を読んで回すのが本当にうまいというのが、業界関係者の一致した見方です。ただ、彼はもともとヤンチャだっただけに、心を許した出演者に対して、時としてやりすぎることがあるので、それが心配です」(芸能関係者)
2月8日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)でも、中居のヤンチャな姿が見られたという。
「中居がレギュラー陣と温泉旅行へ行くスペシャルだったのですが、昨年の番組でのハワイ旅行でビジネスクラスに乗せろとゴネた陣内智則だけをバスに乗せずにマイナス3度のなか、サイドカーで移動させていました。その後もKis-My-Ft2千賀健永と山里亮太のスキーウエアを脱がせ、半脱ぎ状態で雪上ラフティングをやらせたたり、ピース・綾部祐二にも服を着ないままでボードをやらせたり、雪上に寝かせて上からショベルカーで雪の塊を落としたりとやりたい放題。昨年、女性誌の『嫌いなジャニーズ』ランキングで中居は5位になり、『司会進行時に人を小バカにしたり、加減をせずにやり過ぎるのが非常に不愉快』『話の揚げ足をとったり、自分のやりたいように話を終わらせる』などの理由が挙げられていました。今回の悪ふざけで不快に思った視聴者も少なくないと思いますよ」(女性誌記者)
番組の意図もあってのことで中居の責任ではないだろうが、矢面に立ってしまうのがMCの立場。ヤンチャのしすぎには要注意だ。
(伊藤その子)