1月20日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)にて、司会の中居正広が流暢なラップを披露した。この日は“ラッパースペシャル”と題し、ダイノジ・大地洋輔や実力派ラッパーのR-指定らが出演。話の流れでラップに挑戦することになった中居は、ハリセンボン・近藤春菜とのMCバトルに挑んだのである。テレビ誌のライターが語る。
「SMAPで一番歌が下手とされる中居ですが、放送では『春菜 しゃべるな 頑張るな そんなに食べるな ほおばるな』と、キレイに韻を踏んだライムを炸裂。トーク的な要素も強いラップはわりと得意なのかもしれませんね。披露後には実に楽しそうな表情だったのも印象的でした」
意外な一面を見せていた中居だが、そんなラップを披露できたのは、よもや自分が生放送で公開謝罪するさらし者になるとは思いもよらなかったからだろう。テレビ誌のライターが続ける。
「この回の収録は、SMAPの解散騒動などまだ影も形もない12月18日のことでした。当時は水面下で独立を画策し、一部の大物芸能人に相談していた時期のはず。おそらく事務所からの独立という夢と希望を胸に抱いていたことでしょうね。つまり視聴者は、まだ幸せだったころの中居を見ているわけで、その姿に胸が締め付けられたファンも少なくなかったのではないでしょうか」
中居がラップを歌う姿はまるで、テレビ番組の最終回で映し出される名シーンのプレイバックみたいに見えたことだろう。
(金田麻有)