映画で光り輝く女優、テレビに華を添えるタレント、ステージで魅了するアイドル──。そんな美女たちを身近で支える現場スタッフは、ともに“成功”を夢みる‥‥ことは意外と少ない。どちらかといえばムカッ腹が立つことのほうが多いのだ。本誌は実像を知るスタッフ100人に徹底調査。真の「嫌われ美女」を大公開する。
本誌のリサーチで浮かび上がったのは、美女たちの性悪な実像。中でも、その悪評を一手に引き受けたのが、次に紹介する5人だった。笑顔の裏にある驚愕の素顔を以下──。
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昨年は「Wの悲劇」(テレビ朝日系)、「息もできない夏」(フジテレビ系)、「東京全力少女」(日本テレビ系)と、3クール連続でドラマ主演を務め、数多くの映画にも出演した女優の武井咲(19)。男女を問わず人気を集める若手実力派女優だが、現場では逆に“不人気”を集めているようだ。
「グラビアの撮影を前に、衣装を見て『聞いてない!』とダダをこね始める。マネジャーが武井とスタッフ両方に平謝りして、やっと撮影が始まって、ちょっとした小物を持たせようとしたら、再び『聞いていない!』ですよ。正直、ゲンナリです」(グラビア誌編集者)
さらに、ドラマの撮影現場からも、武井の悪評が寄せられた。
「武井の控え室の前を通りかかったら、室内からヒステリックなわめき声が聞こえてきたんです。どうもマネジャーが携帯電話で話しているのが気に食わなかったらしく、『うるさい!』とか、『少しは寝かせてよ!』とか‥‥」(ドラマ制作スタッフ)
だが、武井に関して、芸能プロ幹部はこうかばうのだ。
「売り出し中は徹底的に仕事を入れるのが所属事務所の方針ですから、武井のワガママは過労やストレスが原因でしょうね。一時期は事務所の先輩である上戸彩(27)もそうだった。最近では、だいぶ大人になったようだけど、福田沙紀(22)の態度の悪さも有名だった」
もう過去のこととはいえ、その“福田トラウマ”に悩まされている映画関係者は多い。
「助監督などの下っ端のスタッフに対して横柄な態度を取るのは序の口で、とにかく人使いが荒かった。ロケ中に突然、『チーズケーキが食べたい』と言いだし、スタッフを買いに走らせたこともありました。正直、福田の現場には行きたくないですね」(映画会社スタッフ)
一方で、過労という言い訳ができない美女もいる。女優の上野樹里(26)だ。かつて芸人との熱愛報道後に、交際関連の質問をした芸能記者をスタッフに取り押さえさせるなど、天然の傲慢さを見せつけた。当然、撮影現場でも同様なのだ。
「撮影中、プロデューサーに日傘を持たせる上野の姿を見て愕然としましたよ。共演する俳優たちからは、すっかり『日本で最もメンドーなヤツ』と評判になっていて、キャスティングしにくいです」(民放局ディレクター)
そんな上野の「メンドー」な一面を、前出とは別の映画会社スタッフが明かす。
「映画のヨーロッパロケで、現地で宣伝も兼ねて記者を集めたのですが、共演俳優の熱愛に質問が及ぶと、上野が『関係ないでしょ!』と怒りだして、撮影どころではなかったですよ」
最近、出番が少ないのは、上野の“女王様キャラ”のせいかもしれない。
また、“生っ粋の女王様”も、予想どおりの(?)ランクイン。
「沢尻エリカ(26)の場合、とにかく気分屋。機嫌がいい時はADにも話しかけたりしますが、悪い時は手がつけられません。声をかけても『うっせーな!』とどなったり、急に撮影現場を飛び出して帰ろうとしたり‥‥」(スタイリスト)
さらに、意外な美女もワースト5入りをした。数々の人気芸人たちをトリコにするタレントの芹那(27)である。独特の口調と“天然キャラ”でブレイク中だが、実は成績優秀で、名門女子大卒の才媛。それだけに自尊心が強く、計算高い一面があるようだ。
民放局関係者が言う。
「隣に自分よりスタイルがいい女性が並ぶ時には、露出控えめな衣装を選び、芸人に取り囲まれる現場ではパンチラギリギリのスカートを選ぶ。まさに、完璧な計算ですよ。最近では、スタッフの間でも『俺たちはダマされている』と警戒することが多くなりました」
先頃、ピースの綾部祐二(35)から口説かれたことを暴露し、某番組で「話題作り」とツッコまれていた芹那。すでに計算のうえで、“腹黒キャラ”への転身を図っているのかもしれない。