日本テレビが8月18日、同局の「世界の果てまでイッテQ!」を通し、24、25日に放送される「24時間テレビ」で、すでに4人での駅伝形式でつなぐことを決定しているマラソンについて、メンバー2人の距離を当初の予定から10km縮めることを発表。これに視聴者などからは〈そこまでやる必要があるのか?〉との声が広がっている。
「『イッテQ!』では、マラソン企画のトレーナーが、以前の気温とは上がり方が違うことから『事故とケガを避けたい』と説明。ガンバレルーヤよしことハリセンボン近藤春菜は、それぞれ32.195kmに縮め、いとうあさこと、まだ発表されていない残る一人については、そのまま42.195kmでの挑戦になったんです」(夕刊紙記者)
加えて同番組では、その残る一人について、「24日のスタート時に発表する」ことも発表したのだが、日テレのそうした“熱の入れよう”に反し、視聴者の見方は相当冷めているようだ。
「ネット上では《気候を考えれば時代遅れ》《4人での駅伝にするとか距離短縮とか、体調面を気遣うならもうやめるべき》《何か起こったら誰が責任を取るのか》といったものや、《4人目を引っ張ったところで誰も興味ないのでは》という辛辣な意見まで飛び出しています。マラソン企画は、1992年放送の15回目の放送から始まり、今回で27度目となる歴史のある定番企画であり、24時間通しで視聴者を引き付ける意味でも、そう簡単には変えられない。ただ、番組リニューアル前の14回以前はなかったことから、気候や世間の意見を考慮したうえでの再リニューアルが、そろそろ必要な時期に来ているのではないでしょうか」(テレビ誌記者)
走者がゴールして感動のフィナーレとともに「サライ」を大合唱…そんなマンネリを変える、いいチャンスかもしれない。