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番長・清原和博の「球界シバキあげ」が突如、超過激化!

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 運命のドラフトからもう28年もの月日が経過した。あれから2人には数え切れないほどのドラマが生まれ、すでに和解したともされている。ところが突如、“球界の番長”は“因縁の盟友”を集団で襲おうとした過去を暴露したのだ。そればかりか、「球界シバキあげ」にまで発展。“一線を越えた”猛毒放言には、もはや偽装表示すら不要なのである。

“番長”こと清原和博氏(46)と、PL学園時代からの盟友・桑田真澄氏(45)には、言わずと知れた因縁がある。

 しかし、引退後はテレビやCMでの“サプライズ共演”も何度か果たしており、雪解けムードも漂っていたのだが‥‥。

「いや、2人の顔合わせはファンが喜びますから、あくまで仕事でやっているだけですよ。ある現場では控え室が別で、カメラが回って初めて2人は会話したといいます。しかも歯が浮くようなセリフは全て台本どおり。撮影を終え、スタッフが桑田さんのケータイ番号を教えようとすると清原さんは『いらんわ、そんなもん!』と‥‥」(民放局関係者)

 そして10月24日、ドラフト会議当日にも、清原氏は日刊スポーツ紙上で突然、こうブチまけたのである。

〈オレも28年前のドラフトは忘れられない。毎年11月20日が近づくと、何だか気持ちが落ち着かなくなる。心の痛みがよみがえる感じやね〉

「28年前」とはもちろん、自身がPL学園3年だった85年のことだ。清原が巨人入りを熱望していたことは当時、誰もが知っていた。しかし、巨人が1位指名したのはなんと、「早大進学」を表明していたはずの桑田で、清原は会見で目に涙を浮かべたものである。

 清原氏は、当時の騒動を生々しくこう明かしている。

〈桑田は巨人の指名を知っていたという話が出て、チームメートが「許せん」と言って、金属バットを持って桑田を探し回ったり。学校に抗議や脅迫が殺到して、警察が教室を見張っていた期間もあった〉

 何とも物騒な猛毒暴露を炸裂させた形だが、清原氏を知るマスコミ関係者はこう話す。

「清原さん自身がこれまで、世間に吹聴してきたようなことはなかったと思いますが、ドラフト時期など思い出す機会があると、金属バット襲撃計画の話は折に触れて親しい人の前ではよく話していた。桑田さんとの話題は、周囲から催促することはできませんが、本人からはよくしますよ」

 先の日刊スポーツでも、桑田が巨人入りした決断によってPLから早大への進学ルートが断たれたことをあげ、引退後に早大大学院に進学した桑田の無責任さを非難するほどバッシングは続いた。

 10代で負った傷はこうまで根が深かったか──。

 時は流れ、96年オフに清原がFAで念願の巨人入団。桑田との距離も縮まるのかと思いきや、決定的な決裂を生んだのが巨人入り後なのだという。

「チームと清原自身の成績も低迷していた堀内政権下で、“軍団”を形成して風紀を乱し、チームの雰囲気を悪くしていた清原に、桑田が電話で『徒党を組むのはやめたほうがいい』といさめたんです。ところが清原はこれにブチ切れて、『徒党って何や!』と。これ以来、もう桑田の話には耳を傾けなくなってしまった」(球団関係者)

 05年、清原が球団から戦力外を通告された時も、桑田は清原に電話を入れたという。

「桑田が何度留守電を入れても、清原は全て無視。そればかりか『あんなのに心配されたらオレ、終わりや』とケラケラ笑っていたそうです」(前出・球団関係者)

 スマートな姿がクローズアップされる桑田氏に対しては、日頃から不快感を漂わせていたようだ。

「今年3月にも、桑田氏はNPBの新人研修会で講演し、新人たちを相手に『タバコなんて吸ってる場合じゃない。酒を飲んで酔っ払ってる場合じゃない。ピアスなんて開けてる場合じゃない』と話していた。聞いていたメディアの人間たちは『おおっ!』ってなりましたよ。どう聞いても、清原氏のことじゃないですか。こうした嫌みっぽいもの言いに、ストレートな気質の清原氏はイライラを募らせていったのでしょう。今年はPL体罰問題での意見の相違もありましたしね」(スポーツライター)

 とはいえ、最近の清原氏は桑田氏のみならず、これでもかと球界をメッタ斬りにしているのである。

 8月の金本知憲氏とのトークショーでは、阿部や上原の裏金問題を揶揄したり、テレビや雑誌では、PL学園の後輩・立浪和義氏の監督の芽を摘んだ中日・落合GMを猛バッシングするなど、過激トークが止まらないのである。

 球界関係者が言う。

「今、親しい人間に清原さんは、『貯金額が1桁しかないよ』なんてこぼしていた。もしかしたら、金欠で豪快な放談をして稼ごうとし始めたのかも‥‥」

 番長のさらなるシバキあげに球界関係者は戦々恐々としているという。

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