今年3月に終了した「笑っていいとも!」に続き、「さんまのスーパーからくりTV」(TBS)も9月いっぱいで終了することが発表された。22年の長い歴史の中でも、強烈なインパクトがあったのが「ご長寿早押しクイズ」のコーナー。
「孫悟空の持つ棒は?」
「用心棒!」
「アマゾン川にいる肉食魚の名は?」
「ヘルニア!」
「力士に必要なのは、心、技?」
「アソコ!」
毎回80歳を超えるご長寿による振り切ったチン解答に抱腹絶倒させられたものだが、この自由すぎるクイズを進行していたのが元TBSアナの鈴木史朗(76)氏だ。定年退職後は、局関連会社に所属し、現在も講演などの活動を続けている鈴木氏だが、意外な才能が再び注目を浴びている。
「実は、大のテレビゲームマニアで特に次々に襲い掛かってくるゾンビを機関銃で撃ち殺す「バイオハザード」のフリークとして知られています。また、70歳とは思えない動体視力でプロ級の腕前はゲーム専門誌にも取り上げられたほど」(テレビ誌デスク)
生真面目な鈴木氏が過激な殺戮ゲームに熱中するというシュールな映像はバラエティ番組でも度々公開されている。
「とはいえ、局員時代は不遇で、一時は左遷されアナウンス部に戻ったのは40過ぎてから、そこから一花咲かせた苦労人なんです。このゲーム以外でも1人カラオケで鍛えた歌声を買われ61歳のときに歌手デビューしたり、顔を見ただけ祖先を言い当てることができるという特技も持っている才人なんです」(前出・デスク)
遅咲きの男子アナが捲土重来するか!?