10月23日に脳梗塞のため、都内の病院に緊急入院したタレントの磯野貴理子(50)。11月2日放送の準レギュラー番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で元気な顔を見せた。といっても、この部分は入院前の収録分。終了間際に、現在の状況が番組から発表された。それによると「脳梗塞のため療養中の貴理子さん。ご家族のサポートを受け復帰へ向けて頑張っています。新ギャグも考案中だそうです」というが、次回の収録は16日の予定。それに出演できるかは微妙な状態だ。
「第1発見者は24歳年下の夫。夫婦ともにお酒が大好き。昼酒を欠かさず、ランチでワインを2人で1本空けたりする。この日はたまたま夫が自宅に戻ったら、磯野の様子がおかしい。ヨロヨロして目の焦点が定まらず、舌が回らない状態になった。酔っぱらってろれつが回らないにしてはあまりにもおかしいと夫が救急車を呼んで、事なきを得た。夫がショックだったのは、脳梗塞の診断より、救急隊員に『お母さんですか?』とマジ聞きされたことだった」(ネットライター)
ともあれ、1番ショックだったのは、磯野本人だろう。再婚以来、夫婦でジムに通い、健康には気を使っていた。ただ大好きな酒とたばこはやめられないまま。脳梗塞はストレス、酒、たばこが遠因になるといわれる。入院以来、口寂しさをアイスクリームのドカ食いでごまかしているという。夫・高橋東吾さんとのなれそめついて、芸能ライターが言う。
「磯野は赤坂のホテルにいたイケメンバーテンダーの高橋さんに一目惚れ。金の力にものを言わせ、ゴージャスな場所に連れまわしてデート、独立を持ち掛けた。磯野がスポンサーとなり、バーを開店させてやるという口説きにほだされて、2年前にゴールイン。東京・南青山にバー『Rabbit Foot』を開店させた。料理上手の磯野は筑前煮など自慢料理を手作りし、縁の下の力持ちとして店を盛り立ててきた。店は評判も上々で、常連客もついて結構にぎわっていた」(芸能ライター)
独身時代の磯野は食に無頓着。コンビニ弁当とインスタント食品で済ませる日々だったが、結婚への早道は料理と聞かされ、一念発起。料理の腕を磨き、達人となった。そうめんのつゆ、ドレッシング、ポン酢まで手作りするこだわりをみせ、得意料理はニンニクたっぷりのスタミナ料理だという。
「再婚当初は離婚の噂も飛び交ったが、雨降って地固まる。磯野は『夫に命を拾ってもらった』とこれまで以上に頭が上がらない様子。夫は洗濯大好きな磯野がいないため、洗濯機一つ動かせず、かなり手を焼いている。日々更新するフェイスブックには磯野への愛情があふれた看病日記を掲載、意外な世話焼きぶりに磯野の両親も一安心しているようだ」(芸能リポーター)
はたであれこれ言うより、案外うまくいくのが夫婦というものかもしれない。