誰もが認める美人女優、栗山千明。ところが、彼女がバラエティ番組への出演をきっかけに世間の好感度を落とす事案が発生している。
栗山は9月11日に放送されたバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)にゲスト出演。「私を嫌いな人実名告白」と題して、出演者たちが自身が嫌われていると思っている相手を告白していたのだが、栗山はロッチの中岡創一から「嫌われているかも?」とカミングアウト。
栗山は以前、ロッチがレポーターを務める「PON!」(日本テレビ系)で彼からインタビューを受けたことがあったという。その時のことを振り返り、「苦手なタイプだったので、思わずキツく接してしまった」と告白。
中岡本人に当時のことを聞いてみると、「栗山さんの目つきが本気だったので、本当に苦手なんやなということは気づきました」と、証言を裏付ける自覚があったと返答。しかし、続けざまに「栗山さんのことは嫌ってるわけではない。ただ、好きではない」と一転、上から目線の発言を繰り出した。
実は栗山についていろいろ調べたという中岡は、お互いに緊張しやすいタイプであることを説明し、「話が合うといえば合う」と独自の分析を披露。栗山が出演していたドラマの濃厚ラブシーンを見て、「もしプライベートでもあんな感じだったら、もしかしたら、(自分と)うまくいくかもしれない」と、いつもの気持ち悪い中岡節を発揮し、VTR出演ながら番組を大いに盛り上げた。
しかし、そのVTRを観ていた栗山は「やっぱり受け付けられない。見かけだけじゃなくて、コメントも含めて」と、さらに中岡嫌いを確信してしまったようだ。
清潔感がある男性がタイプと答えている栗山にとっては、当然の「気持ち」だろう。しかし、素直に本音を語った栗山に非難の声があるのだ。
「嫌い方が露骨すぎたのだと思います。栗山さんのように容姿端麗な女優さんが、芸人のなかでもキモキャラの中岡さんをあそこまで気持ち悪いと拒否するのは、まるで世間の勝ち組が負け組を差別しているようにしか見えなかったという視聴者もいるようです。バラエティにしては笑えないといいますか、あまりにリアルな構図だったのではないでしょうか」(女性誌編集者)
「そういうことを言うタイプに見えなかっただけにショック」「あんまりズバズバ言いすぎるのも空気が壊れる」「これからドラマとかでやさしい女性の役をやってもそう見えないかも」と、イメージダウンは避けられそうにない。女優として演技力には定評があるが、バラエティの勉強は少し必要かもしれない。
(佐伯シンジ)