エンタメ

この一杯のために訪れたい!東武・春日部駅立ち食い店の名物は「コロッケ&天ぷらラーメン」

 寒風吹きすさぶこの時期、旅人の心と体を温めてくれるのが、立ち食い店の一杯だ。

 東武鉄道の春日部駅にある立ち食い店は、鉄道ファンにはおなじみの名店。多くの立ち食い店がそばとうどんを提供するが、ここはラーメン専門なのだ。駅のホームでラーメンをすすることができるというわけである。

 提供するラーメンは大きく分けて、しょうゆ味と塩味の2つ。季節によっては、これに冷やし中華やつけ麺が加わる。

 メインはしょうゆ味。細めのちぢれ麺にチャーシューとメンマ、ワカメとナルト、刻みネギが乗っている。スープと麺、具のどれをとっても、昔懐かしいしょうゆラーメンだ。

 こんなにオーソドックスなラーメンを提供する店だが、人気メニューはかなり変わっている。コロッケが乗った「コロッケラーメン」(写真)と、かき揚げの天ぷらがトッピングされた「天ぷらラーメン」。コロッケとかき揚げはそばの具材としては当たり前だが、ラーメンとなると、めったにない。だが、これが非常に合うのだ。

 コロッケはコーンが入ったよくあるものだが、しょうゆのスープを吸うと、他では食べられない味になる。崩してスープと混ぜて食べてもおいしい。

 かき揚げもそば店にあるのと同じものながら、しょうゆ味のスープとマッチ。食べ進めるうちにかき揚げの油がスープに浮き、よりコクと深みが増す。意外な組み合わせだが、食べてみるとこれがよく合うのだ。

 食券を差し出した時に渡される札もいい。昔はよく食堂などで見た札で、古くて味がある。

 他では食べられない一杯を求めて、春日部駅を訪れる価値は十分ある。

【DATA】

「東武ラーメン」

東武鉄道春日部駅アーバンパークラインホーム(7・8番線)

営業時間 7時45分〜21時

「ラーメン」(600円) 「コロッケラーメン」(740円) 「天ぷらラーメン」(740円)

(海野久泰)

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
2
落合博満が「ありうるよ」と言うセ・パ交流戦「全12球団9勝9敗で優勝チームなし」の異常事態
3
トレバー・バウアー「メジャーリーグに動きなし」で「DeNA復帰」Xデーは交流戦明け
4
DeNA筒香嘉智の逆転本塁打を「美談にするな」!江本孟紀が異論「アメリカで成功しなかった人が…」
5
藤浪晋太郎「負傷者リスト入り」の「理由隠し」で駆け巡る「不穏なウワサ」