スポーツ

「こいつはヤバイと思った」18歳の小野伸二に野人・岡野雅行が驚愕した「初対面の神対応」

 日本サッカー史にその名を刻み、昨年惜しまれつつも引退した小野伸二氏。卓越したテクニックと創造性あふれるプレーはもちろん、人柄のよさでも知られている。

 そんな小野氏はJリーグ入りした18歳の時から「ちゃんとしていた」ことを、先輩の岡野雅行氏が播戸竜二氏のYouTubeチャンネルで明らかにした。

 岡野氏によると、当時の高卒Jリーガーはろくに挨拶もできなかったそうで、こんな新人ばかりだった。

「怒られたことがなくて、チヤホヤされて入ってくるから挨拶ができない。ある年、新人に俺から『よろしくお願いします』って挨拶したら、目線をそらしてこんな感じなの。カチンときて、可愛がってる選手に『おい、こちらなんで挨拶できないの。お前ら言っとけよ。挨拶できないやつは絶対成功しない』と怒った。そしたら新人はお腹痛いって、練習出てこないの。慌てて謝りに行った(笑)」

 ところが、小野氏は全く違っていたと岡野氏は言う。

「小野が浦和に入ってきて、練習で初めて会った時、小野はボール磨いてるの。バッと立ち上がって『小野伸二と申します。よろしくお願い致します』と深々と頭を下げた。こいつはヤバイと思った。毎日ニュースで取り上げられていた彼が挨拶できる、ボール磨いてる。謙虚だし笑顔だし、こいつすげえなと思った」

 謙虚さは今も変わらず、播戸氏が小野氏にその場で電話をかけると、すぐに出る神対応。話題に上がったので電話したという播戸氏に、

「話題で電話してもらえるって嬉しいな」

 と、人柄のよさが現れた反応。

 岡野氏に、今どこにいるのかと聞かれると、

「今、稚内です。わっかんないです」

 さらに何時かを聞かれ、

「シンジですよ」

 ギャグまで披露したのだった。

 もっとも、ギャグはいまひとつで、岡野氏から、

「プレーはすべらないけど、ギャグは全部すべる」

 といじられた。

 こんな小野氏が、指導者としてサッカーに帰ってくるのが楽しみだ。

(鈴木誠)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
発生切迫!東京と千葉東方沖で「想像を絶する規模」に/能登半島地震の次に必ず起きる「6つの大惨事」(4)
2
南海トラフの「前震」が目前の「中京圏・関西圏・四国南部」/能登半島地震の次に必ず起きる「6つの大惨事」(5)
3
超残虐!「牛裂きの刑」で少年をバラバラにした戦国大名の暴政三昧
4
武豊が予言していた!春の天皇賞を圧勝したテーオーロイヤル「日本調教馬初の凱旋門賞V」チャンスとガチ実力
5
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」【2024年4月BEST】