一方、北の大地では北海道放送(HBC)の金井憧れアナ(23)が注目の的だ。その理由は、聞いたら忘れられないキラキラネームである。
2月5日には全国ネットでその名前が“デビュー”する場面があった。TBS系朝の情報番組「あさちゃん!」で「さっぽろ雪まつり」を紹介した時、キャスターの夏目三久(30)が現地レポーターをこう呼んだ。
「すてきなお名前ですね。金井憧れアナウンサー」
すると、スタジオの出演者たちが、「あ、あこがれさん!?」と口々に驚きの声を発する。それでも本人は特に表情を変えることもなかった。HBC関係者は言う。
「名前を聞いた人が戸惑うのは慣れているので、気にしていないそうです」
名前の由来は、「わらべのような純真な心を大切にしてほしい」という願いを込めて父親が付けたという。
女子アナ評論家の丸山大次郎氏がこう語る。
「金井アナは東京都出身で、慶應大学卒業後にHBCに入社。在学中の10年に『ミス鎌倉』、11年に『(慶大の)ミスSFC』に選ばれ、ルックスはキー局のアナと遜色ありません。アナウンス技術も新人では高い」
金井アナの大学時代を知る同級生がこう振り返る。
「サークルには入らず、BSフジなどで学生キャスターとして活躍していた。スポーツ好きでバスケやサッカーの早慶戦を観に行き、試合後に選手たちと御飯を食べに行っていた。いずれもイケメンばかりで、そのキラーぶりから、誰が本命かわからなかったですね」
社会人になってから浮いた噂は聞かないと、HBC関係者は言う。
「お酒好きで仕事が終わると同僚と居酒屋に行ってます。焼き鳥に詳しくて、食べたい部位によって店を変えることもあるそうです」
アナウンス部に配属されて半年。フリー転向は気の早い話だが、今後が楽しみだと丸山氏は語る。
「担当番組でタレントが休んだ時には、自分の出演時間が増えるため『もっと休んでくれないかな』とコメントをして共演者を驚かせた。大器の予感が漂います」
番組でチャイナドレスを披露するなど、バラエティの素質も十分。すでに女子アナ予備軍たちの“憧れ”となっている。
距離は遠くとも注目度は近い、南北美女アナの動向から目が離せない