歌手の絢香が19日、自身のブログで第1子の「無事出産」を、夫・水嶋ヒロとの連名で報告。「我が子の穏やかな寝顔を見る度、本当に嬉しくて仕方がありません」と喜びを綴った。
そんな幸せに満ちた報告の一方で、注目されるのは水嶋の現状だ。
「昨年主演した映画『黒執事』では、共同プロデューサーとして本名の齋藤智裕でもクレジットされていましたが、興行収入は6億100万円と決して成功したとは言えません。また、その後の俳優としてのオファーもない。執筆活動にしても処女作『KAGEROU』以後の作品はなく、芥川賞候補に選ばれた又吉直樹のようにはいきませんから、このままほぼ開店休業状態が続くでしょう」(芸能記者)
それにもかかわらず、家賃100万円の億ションに住んで悠々自適生活を送れるのは、ひとえに絢香のおかげだという。
「この夫婦は自分たちで立ち上げた同じ事務所に所属し、絢香の原盤権、著作権印税、原盤印税、アーティスト印税はすべて会社が持っている。アルバムを出せば3億は下らない収入があるとも言われています。絢香は11月から全国ツアーが始まるなど、歌手活動も本格再開。ますます水嶋は育児に専念せざるを得なくなり、俳優業復帰も遠ざかるのでは。ただ、それでも優雅な“印税イクメン生活”が送れるのですから、うらやましいかぎりです」(芸能ジャーナリスト)
俳優として有望視されていた水嶋だけに、その演技が見られないのは寂しい限り。しかし、大渕愛子弁護士夫婦同様、いまや女性も稼ぐ時代。これもまた、新たな夫婦の形なのかもしれない。
(李井杏子)