ドラマ「Dr.倫太郎」(日本テレビ系)に出演していた蒼井優が、打ち上げの席でタバコをふかしていたと話題になっている。
もっとも蒼井は以前から喫煙者だと言われており、とくに目新しいトピックではない。8月には三十路を迎えるベテラン女優でもあり、いまさらタバコに目くじらを立てられるような年齢でもないのである。
その蒼井と同様に、喫煙者の女性タレントは少なくない。最近ではインスタグラムに喫煙中のカットをアップして話題になった鳥居みゆきが記憶に新しい。鳥居は以前から喫煙者であることを隠しておらず、テレビ番組の密着映像でもタバコをふかすシーンを公開している。
一方で、写真週刊誌などに喫煙シーンをすっぱ抜かれた女優もいる。片瀬那奈は2007年、火のついたタバコをくわえたプリクラ画像をすっぱ抜かれ、当時19歳だったことから「若気の至りでは済まされないと十分に反省しております」という内容の謝罪文を公開した過去がある。
また成海璃子は2014年、2歳年上のモデルとデートしていたところを激写されたが、2人がタバコを吸っていたことからデートそのものよりも喫煙者だったことのほうが衝撃的に受け止められ、熱愛のほうはすっかりかすんでしまうというオマケまでついた。
期せずして写真が公開されたのは榮倉奈々だ。榮倉は2009年、人気洋楽アーティストのライブをプライベートで鑑賞した際に、喫煙所にいるシーンが一般人により撮影されていた。その写真は鮮明とは言えないが、同会場で榮倉を目撃したという情報がネット上で相次ぎ、本人であることがほぼ確定している。もちろん、喫煙所に立ち寄っただけで、喫煙していない可能性もゼロではないが‥‥。
これらの喫煙者に対し、自分の意思でタバコを辞めた女優もいる。ヘビースモーカーとして知られていた小雪が2009年に、禁煙したと報じられたものだ。小雪はその前年に映画「カムイ伝」にて、現在の夫である松山ケンイチと運命の出会いを果たし、2011年には結婚と妊娠を発表している。
2009年といえば、松山との交際が進展し、結婚を意識しだした時期。妊娠中の喫煙は絶対的な禁忌だが、子供への影響を考えれば妊娠前から禁煙すべきなのは当然で、小雪も来るべき妊娠に備えて禁煙を決意したのだろう。
そんな小雪は現在、3人目を身ごもっており、まもなく出産の予定。4年間で3人目の子供となり、おそらく禁煙はずっと継続中だろう。ちなみに夫の松山はかつて愛煙家だったが、2007年に「地球環境のため」という理由で禁煙。3人の子供たちのためにもこのままスモークフリーな夫婦でい続けるのがいいのではないだろうか。
(金田麻有)