俳優の高知東生が妻で女優である高島礼子の父の介護に専念するため、今秋をめどに引退することがわかった。今後は家庭に入り、“主夫”として高島の活動を支えていくという。
「高島の父は2004年に難病のパーキンソン病を発症し、寝たきり状態に。当初は入院生活を送っていたが、同年末に自宅をバリアフリーに改装し、その後は10年以上にわたり夫婦で介護を続けてきました。高知は50歳を迎えた節目のタイミングで、芸能活動にピリオドを打つことを決意したようです」(芸能記者)
高知のこの「男の決断」にネット上では、「自分の父親ならいざしらず、義父のために引退なんてなかなかできることではない」「凄い! 施設に入れるお金なんていくらでもあるだろうに」「尊敬する。高島礼子は男を見る目があった」と絶賛の嵐が巻き起こっている。
「高知は結婚した当初から、『妻は女優なんだから家事はしなくていい、料理なんてしなくていい』と公言し、世間からは『ヒモの鑑』と言われてきましたが、もはやここまでしくれると『プロ主夫』といったほうがいいかもしれません。介護は綺麗ごとではありませんから、本当にあっぱれな決断ですよ」(前出・芸能記者)
俳優としては脚光を浴びることの少なかった高知だが、最後に見せた男気にはまばゆいスポットライトが当てられたことは間違いない。