7月8日から31日まで「サマージャンボ宝くじ」が発売される。宝くじ発祥70周年の今年は、1等と前後賞合わせてサマージャンボ史上初となる7億円! ビッグな真夏の夢への道しるべは「サッカー女子W杯」と「世界遺産」だ。
今年のサマージャンボは春のドリームジャンボより4ユニット(1ユニット1000万枚)多い23ユニットが発売される。抽せん日の8月11日には5億円長者が23人も誕生するわけだが、2等1000万円も57本から92本へアップ。まさに真夏のビッグボーナスといったところだろう。
とはいえ、3大ジャンボの1等当せん確率は1000万分の1という超・狭き門。そこで少しでも夢のミリオネアに近づくために、宝くじアドバイザーの長利正弘氏に話を聞いた。
「ギャンブルに必勝法がないように、宝くじも狙って必ず当たるものではありません。ただ、チャンスの確率を上げることはできます。例えば、もし1等の組番号(01組から100組)が事前にわかれば、当せん確率は一気に10万分の1に跳ね上がりますよね。仮に10万枚購入すれば、3000万円。それで7億円が手にできるわけです(笑)。それはまあ、極端な話ですが、少ない予算で一攫千金を目指すなら、組番号や1万台の数字を狙い撃つのも作戦だと思います」
長利氏は、先日行われた第678回ドリームジャンボでラジオ放送のbayfm「POWER BAY MORNING」のデリナビに出演し、組番号の十の位を「8」と予想。視聴者のチャンスアップにみごと成功している(1等は87組178686番)。
「過去の3大ジャンボの当せん番号を見ていると、それぞれに傾向があります。ドリームで目立っていたのが十の位です。『8』は11年から4年連続で続いていましたからね」
では、サマージャンボの傾向はどのようなものなのだろうか?
「ドリームや年末ジャンボと比べて、頻繁に出現するような強い数字があまり目立たないところが特徴ですね。組番号の十の位にしても『4と5と9』(各2回)、組の一の位は『1』(3回)と『9』(2回)というように、どの数字も平均的に出現しています。であれば、今年は、ここ10年間で遠ざかっている数字を狙ってみたくなります」
その狙いを整理すると、組十位は「1・3・8」で、組一位は「0・2・3」。さらに、それぞれを組み合わせた「10・12・13・30・32・33・80・82・83」組の9種類が候補にあがる。
「実は、今年は『0』が封印される年なんです。1等の当せん番号を調べると、99年から4年ごとに『0』の出現がない。それも組番号だけではなく、全ての番号で。4年間隔のイベントで思い浮かぶのはオリンピックですが、今年は『サッカー女子W杯』の年。なでしこの活躍で気づかされました(笑)」