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7億円サマージャンボ宝くじは83組16万台でブチ当てる!(1)21世紀に1本も出現していない「16万台」

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 日本の夏を告げる「サマージャンボ宝くじ」が7月29日(金)まで発売中だ。今年も1等5億円、前後賞合わせて7億円のビッグチャンス。2等は賞品3択で、豪華な1000万円相当の車も並ぶ。この「賞品が車」という28年ぶりの出来事が重要なポイントなのだ!

 3大ジャンボの1つ「サマージャンボ宝くじ」には、有名な“七不思議”があるのをご存じだろうか。21世紀になって、1億円以上の当せんが49本出ている中、なぜか「16万台」が1本も出現していないのだ。

 CSやラジオ番組でおなじみの宝くじアドバイザー・長利正弘氏が話す。

「高額当せん番号に偏りはよくあることですが、98年を最後に『16万台』は1等から遠ざかっています。過去のトップは、昨年の1等でも出現した『13万台』で10回。続いて『17万台』の6回、『14万台』が5回です。『12万台』と『18万台』も2回ありました」

 いくら偏りがあるとはいえ、過去17年も出現していないという「16万台」。今年こそ、と狙っているファンの方もいるだろうが、その狙い時をうかがっていたのは、長利氏も同じだ。

「そもそもサマージャンボが79年に誕生し、初めて『16万台』が1等になった年が87年。その後は93年と98年のわずか3回しか出現していません。ただ、12年から15年の4年間、2等では3回も『16万台』が出現しているので、そろそろ1等でも、という気がします。であれば、過去3回出現した年と今年を比較し、個人的なハッピーな出来事がないかと探してみたり、世相からのつながりを調べてみるのも手だと思ったんです」

 昨年は、4月に日経平均株価が15年ぶりに2万円台になったり、7月には世界文化遺産に長崎の軍艦島などが登録されたというニュースが流れるも、過去の3回とはあまり共通点が見つからなかった。しかし今年の世相は、98年と似通っているという。

「経済的に見ても、98年はロシアで財政危機が起こり、日本列島総不況なんて言われた年でした。今年は英国のEU離脱を受け、世界的に株価が下落。国内でも円高が進行し、金融不安が起きているので、狙うなら今年だと思いました」

 93年の出来事を見直しても、日本(東京)でサミットが開催され、元プロ野球選手の江夏豊が逮捕されている。今年の伊勢志摩サミットといい、清原和博の逮捕といい、まさにダブるではないか。

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