芸能ウォッチャーの間でも「性格が悪い」などを筆頭に、いろいろと真偽も定かでない伝説が多いトリンドル玲奈。性格問題はここでは言及しないが、立ち位置が怪しくなっているのは間違いなし。そんな彼女が起死回生を狙って映画初主演に挑戦した「リアル鬼ごっこ」だが、これが予測されていた以上の大コケとなってしまった。
「『新宿スワン』では事務所の制約などもあり自由に演出できなかった園子温監督が、女性タレントたちに制服を着せて女子高生役をやらせ、やりたい放題したのが今回の『リアル鬼ごっこ』。ハタチを過ぎたタレントに制服を着せて逃げ回らせるなんて、趣味以外の何物でもない(笑)。つまり、そのタレントにファンが多ければ客が集まる要素はあるわけですが、あまりにシュールな展開に原作ファンが総スカンということも重なって大コケです」(映画ライター)
原作を無視した園ワールドは一部のマニアにはウケているようだが、公開初週の週末で4000万円弱の興収は、上映館数に多少の違いはあれ、同じく大コケだった「呪怨-ザ・ファイナル-」の約半分。これでは「主演女優」としてトリンドルが胸を張るわけにはいかない。
「胸を張るどころか、胸がどこにあるかわからないほどのあのガリガリの痩せすぎは怖いぐらいでした。女子高生役もあえて狙ったとはいえ無理がありすぎます。題材的に男性ファンやカップルを呼びたかったのでしょうが、トリンドルは女性人気も低いですし、オタク系の男からもまったくウケない。この状況では彼女の主演という企画はしばらくないでしょうね」(前出・映画ライター)
走るシーンが多い作品のため、体幹トレーニングもしたというトリンドル。しかし、その間もダイエットは止めなかったようだ。このまま“鬼ごっこより怖い”激やせが続くようでは、集客も好感度も一向に上がりそうにないのだが‥‥。
(水谷とおる)