ファンにはうれしいビッグニュースだ。この秋以降、綾瀬はるか(30)のFカップが週5日、しかも生放送で拝めるという。TBSの「夜の顔」への大抜擢プランをスッパ抜く!
「綾瀬さんへの接し方はまるで後継者。先輩としていろいろ助言をしているそうです」(TBS関係者)
“綾瀬キャスター誕生”を、好意的に後押ししているのが、現在「NEWS23」(TBS系)のメインキャスターを務める膳場貴子(40)だ。2人は広島から中継した8月6日のスペシャル版で共演。この番組で被爆者をレポートした綾瀬は、膳場のフォローを受けながら、生中継をそつなくこなした。
「女性の共演者に対してつっけんどんにも見える態度を取る膳場ですが、綾瀬への対応はまるで違った。緊張で硬くなる綾瀬に、にこやかに話しかけて、緊張をほぐしていた。とにかくゆっくりと話すようにアドバイスしたそうです」(前出・TBS関係者)
その“師弟関係”は画面上でもはっきり確認できた。
「キャスターらしい姿勢を維持する秘訣も教えていた。そのせいか、中継では2人とも下腹部に両手を添える同じ立ちポーズで、みごとにシンクロしていたと局内でも評判でした」(前出・TBS関係者)
膳場が「アナウンスのコツ」を極秘伝授する裏には、自身の出産事情がある。
「今年初めに一般男性と結婚した膳場は現在妊娠5カ月で、予定日は年末。10月から産休に入る見通しですが、『NEWS23』への復帰は既定路線です。とはいえ、後任の“人事”が気になってしかたないのです」(スポーツ紙デスク)
約8年も務めたメインキャスターの座を産休明けも守りたい──そう膳場が思う理由は、安泰とは言えない立場にある。
「膳場のギャラは年間5000万円と言われています。もしギャラのかからない局アナを起用して数字が取れたら、そのままお役御免にもなりかねませんからね」(前出・スポーツ紙デスク)
後任はあくまで期間限定の代役。そう印象づけたい膳場にとって、「女優・綾瀬はるか」はまさにハマリ役だ。幸い、局アナからの登用は頓挫したようで‥‥。
「かつてスポーツコーナーを担当していた出水麻衣(31)は恋人との路チュー現場を写真週刊誌に撮られて見送りになりました」(前出・TBS関係者)
最有力候補と言われたのが岡村仁美アナ(32)。今年4月からは社会部記者職との兼務になり、報道現場で経験を積んでいるが、
「華がない、との理由で上層部が難色を示したそうです」(前出・TBS関係者)
そこで、数字が稼げるピンチヒッターに急浮上したのが綾瀬だった。
「視聴率の低迷が続く中、綾瀬が出演した8月6日は、大台の5%に乗せた。被爆者と真摯に向き合うレポートも局内では評判がよく、会議でも綾瀬の名はよくあがっています。スケジュールの都合で週5日は無理かもしれないが、曜日限定の“特命キャスター”なら現実味がある」(前出・TBS関係者)
一方の綾瀬にとっても、キャスター転身の話は渡りに船だった。芸能評論家の平田昇二氏が話す。
「もはや清純派女優としては頭打ち。今年5月に出演映画『海街diary』でカンヌのレッドカーペットを踏んだことで、女優として一つの区切りはついた。本人も『すっかり燃え尽きた‥‥』と周囲に語っているようです。『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の桐谷美玲(25)のように、キャスター業で知的なイメージを植え付けるのは女優業にもプラスに働くはず」
だが、綾瀬といえば天然キャラで知られ、5月11日の「海街──」完成披露イベントでは冒頭から、
「本日はおいしょがしい中‥‥」
と、ボケ発言で周囲を爆笑させた。生放送の報道番組が務まるのか。
「司会を務めた13年末の紅白歌合戦では、リハーサルで大失敗した独唱を、涙ぐみながら最後までやり通した。意外と本番度胸はあるんです。それにキャスターは目の前に原稿が用意されている。キャスターを演じる気持ちで臨めば、それなりに格好はつくはずです」(前出・平田氏)
芸能ライターの織田祐二氏は綾瀬の起用を疑わない。
「つい先日も、TBSは綾瀬が出演した10年前のドキュメント『千の証言・広島』を再放送して『報道の綾瀬』を印象づけていました。『ZERO』でミニスカ美脚を出し惜しみした山岸舞彩(28)を反面教師に、豊かなバストがはっきりわかる服装で視聴者の目を楽しませてほしいですね」
“Fカップキャスター、綾瀬”の誕生なるか──。吉報を待つのみだ。