タレントの藤本美貴が19日、第2子となる長女の名前を「羽沙(つばさ)」と名付けたことをブログで発表した。12年に誕生した長男・「虎之助」にちなみ、「虎に翼」(強い者がさらに強い力を持つ意)ということわざから名付けたという。
藤本は「兄妹2人で仲良く2人で怖いものがないくらい最強の兄妹になって欲しいと言う気持ちを込めました」「当て字になるからキラキラかな でも一生懸命考えて最高の名前をプレゼント出来ました」と想いをつづっている。
ところが、ネット上では「“はさ”にしか読めない」「普通に“翼”や“つばさ”じゃダメなのか」と批判的な声が殺到している。
「そもそも藤本はキラキラネーム嫌いだったはずなのですが」と語る芸能ライターがこう続ける。
「長男が誕生した際、夫の庄司智春は『名前の響きがいい』という理由から“羽男(パオ)”と提案。ところが、藤本は『30歳のサラリーマンになって名刺交換をしたときに、パオではさすがに商談成立しないんじゃないか』と却下したといいます。当時は藤本の子供に対する姿勢や虎之助と命名したことに対して『意外とまともだ』『古典的ないい名前じゃないか』と、常識的な感覚を持っていることを称賛されたものでした」
キラキラネームといえば、藤本と同じモー娘OGの辻希美の希空(のあ)、長男・青空(せいあ)、次男・昊空(そら)の「空シリーズ」が有名。対抗意識を燃やしたのか、それとも庄司がどうしても「羽」を使いたかったのか。
どちらにせよ、長女が「何て読むの?」と何万回も聞かれる「ふりがな人生」を余儀なくされたことは間違いない。