豪華なゲスト、軽快なトーク、シュールなコント。8月21日、昨年10月の放送開始以来着実に人気を集め、日曜夜の番組として定着していた「ヨルタモリ」(フジテレビ系)が、9月いっぱいで終了することがわかった。このニュースに、ネットにはファンからの終了を惜しむ声が収まることなく書き込まれ、あらためて番組の人気ぶりを見せつける形となった。
そんなファンのやるせない気持ちが、あらぬ形となって表れているという。
「『ヨルタモリ』を惜しむあまり、その思いを怒りに変えて『ほかに終わらせるべき番組があるだろう』『鮮度のない番組を先にどうにかしろ』など、矛先が他番組に向けられているんです。『めちゃめちゃイケてるッ!』『バイキング』などは名指しで批判されていますよ」(テレビ誌記者)
書き込みの中には「『ヨルタモリ』の次は『ヒルタモリ』やれば?」という「いいとも!」復活を想起させる意見も。
「低視聴率で苦しむフジテレビにあって、視聴率も悪くなく話題性も満足度も高い優良番組。マンネリ化しないうちにというのは賢明な判断ですが、この1年で築き上げた視聴習慣は、後に続く番組にはプレッシャーかもしれません」(制作会社関係者)
番組を楽しみにしていたファンにとっては、日曜夜の「タモリロス」はしばらく続きそうだ。