9月7日に放送されたテレビドラマ「恋仲」(フジテレビ系)第8話の視聴率が10.9%だったことがわかった。第7話に続き、2桁台をキープした同ドラマだが、いよいよ来週は最終回を迎える。
「最終回はヒロイン演じる本田翼が、主人公の福士蒼汰とライバル役の野村周平のどちらと結婚するのかが見所となっています。また一部が生放送となることがすでに発表されており、ネットと連動した仕掛けも用意されているようです。そのため視聴者からは、“結末を視聴者の人気投票で決めるのでは”との憶測も飛び交っています」(テレビ誌記者)
フジテレビのドラマ生放送といえば、2003年に長瀬智也が主演した「ムコ殿2003」が話題となり、以降月9でも香里奈主演「私が恋愛できない理由」、木村拓哉主演「PRICELESS」など数々のドラマで取り入れてきた。
しかし今回の「恋仲」は、生放送を交えることで、ある不安要素がさらに噴出する可能性があるという。
「『恋仲』は初回放送から主要メンバーである福士、本田、野村らによる棒演技ぶりがたびたびネットなどで話題になってきました。そのためNGが許されない生放送で演技を行うことで、ますます棒読みが露呈するのではないかとの声が一部であがっているのです。その一方で『あの3人だと見ているこっちがドキドキしそう』という、ベテランの役者でないからこそ、逆に放送を楽しみにしている視聴者も少なくないようです」(前出・テレビ誌記者)
中高生から絶大な支持を受ける今期の月9ドラマ「恋仲」。次世代を担う若手俳優たちは無事、最終回の生放送を乗り越え、有終の美を飾ることができるだろうか。
(森嶋時生)