読売グループ関係者が明かす。
「江川氏は同局の番組『Going! Sports&News』にレギュラー出演して野球解説を担っていますが、説得力を欠いている、あるいはマンネリ化を指摘する声がある。一説には年間2億円以上のギャラが発生しているとも言われ、高すぎる、とも。日テレとしては一度ユニホームを着てもらってまた戻ってきてくれるのがいいと考え、球団にプッシュしているといいます」
そんな江川氏と並んで「ポスト原」としてたびたび取りざたされ、俎上に載るのが、選手兼任打撃コーチの高橋由伸(40)である。ところが──、
「原監督の気持ち、意向を知った関係者が高橋に、来季も現役を続けるよう叱咤している、と。原監督としては、高橋に禅譲するのはまだ早い、ということなのでしょう」(スポーツ紙デスク)
高橋に関しては、9月初旬に一部週刊誌で報じられた「乱交パーティ疑惑」も監督就任を妨げる要因となっている。昨年2月にキャンプ地の沖縄で撮られた、元同僚の矢野謙次(35)、銀座クラブホステス2人とともに、ホテルの密室でイチャつく「ベッド写真」である。
球団関係者が苦笑しながら話す。
「麻衣夫人には怒られ、チーム内でもバカにされるようになった。高橋のお相手となったホステスを知るチームメイトは『あれほど美人の奥さんを差し置いて、何であのホステスとヤッちゃったんだ?』と口にし、長野久義(30)などは高橋に対して直接、『由伸さん、けっこう“動物園”だね』と茶化していた(笑)」
「猛獣、珍獣、何でもアリ」な下半身を後輩に揶揄される始末で、高橋は平身低頭状態だったという。これで高橋の求心力は一気に低下した。
前出・読売グループ関係者は、原監督が続投する可能性について「フィフティ・フィフティだ」と言うが、仮に原監督続投となれば、首脳陣の入れ替えが想定されるという。スポーツライターが内情を説明する。
「原監督が三塁コーチャーに指名してベンチから遠ざけるなど、確執がささやかれる川相昌弘ヘッドコーチ(51)が外される可能性は高いのではないか。そうなった場合、新たに起用されそうなのが、宮本慎也氏(44)です。宮本氏はNHKの解説でヤクルト批判をやってのけ球団社長の不評を買うなど、古巣にはすぐに戻りづらい状態。現役時代、坂本勇人(26)と合同自主トレをやった縁もあり、巨人でステイタスを上げたい、との思惑もあるのだと‥‥」
V逸激震の着地点は、はたしてどこなのか──。